日韓合同のサバイバルオーディション番組「G-EGG」の第5話が公開。肉体的に過酷すぎるトレーニングにくじけそうになりながらも、次第に団結力を高めてきたG-EGG生を次に待っていたのは、予想だにしなかったミッションだった。
そのミッションとは、G-EGG生たちが、それぞれ人生で一番辛かったことを語るというもの。スターになることを夢見て努力する過程で、さまざまな悲しみや困難にぶち当たり、乗り越えてきた彼らが、涙ながらにその思い出をシェアしていった。
そんな中、自分の恩人である祖母について語ったのは米丸日向。彼は「自分がいまここにいる理由」だとして、祖母のことを語り始めた。
米丸が小さいころから、他人のことを思いやることができない性格だったという。そんな彼がアイドルを目指すキッカケとなったのは、彼の祖母が、あるコンテストに応募したことだったという。祖母は癌と闘う身でありながら、米丸の夢を叶えるため、常に明るい表情を見せ、渾身的にサポートしてくれていたそうだ。
しかし、ある日突然、祖母の病態が悪化。祖母は彼の成功する姿を見れないまま、亡くなってしまった。その時に、米丸はこれまで支えてくれた祖母の優しさや、大切さ、人の気持ちを考えて行動することの重要さを理解したのだという。
若い米丸にとって、大切なことに気付くための代償はあまりにも大かったようだ。それでも、祖母が教えてくれた気持ちを無駄にせず、G-EGG生たちと真っすぐに向き合い、本気でがんばりたいと熱い気持ちを語った。
G-EGG / AbemaTV
この米丸の話を聞いて思わず号泣したのは、なんとプロデューサーのユナク。彼も過去に同じような体験をしたことがあったようだ。
G-EGG / AbemaTV
自信満々キャラとして元気なイメージのある三浦史也は、わざと強がりな姿勢をみせて、自信のない自分を守っていたと告白。これまであまり弱いところを見せなかった三浦だが、G-EGG生は信頼できる人たち、自分が素直になれる場所だと気が付いたという。そして、みんなで成功して、親や先生、仲間に恩返しをしたいと意気込みを語った。
G-EGG / AbemaTV
このようなミッションを与えたユナクの狙いは一体どこにあったのだろうか？
彼いわく、「痛みを共有することで、メンバーの仲を深める」という狙いがあったようだ。
そんなユナクの狙い通り、このミッションを通じて一層、結束と絆を深めたG-EGG生たち。そのあとは、特別教官としてお笑い芸人の小島よしおを招いて、全力でバカバカしいギャグに挑戦するというミッションも無事クリアした。
そして番組は次回予告へ。
肉体と感情を極限まで揺さぶられる過酷なトレーニングを続けるG-EGG生たちに、ついに次回、脱落者が出る。そしてG-EGG生は、脱落すべき４人を選んで投票するという信じられない事実が告げられた。頭を抱えるG-EGG生たち。果たして、最初に涙を呑むのは誰なのか・・？
