K-POPアイドルになるという夢のために努力を重ね、みごとスターになったBTS、SEVENTEEN、TWICE、MAMAMOO、GFRIENDの中には、歌手になることを強く反対されたメンバーがいたようだ。
両親の反対を押し切ってトップスターになった彼らの、デビューに至るまでのエピソードをシェアしよう。
BTS(防弾少年団)J-Hope
デビュー前から故郷の広州市で有名なダンサーだったJ-Hope。しかし、両親は彼が踊ることをよく思っていなかった。両親に内緒でダンスを練習していたJ-Hopeは、数え切れないほど何度も怒られたそうだ。父親が高校の先生ということもあり、両親は勉強をして安定した道を選んでほしいと願っていた。しかし夢を諦めなかったJ-Hopeはオーディションにみごと合格。BigHitという当時は無名な事務所からのデビューではあったが、今や世界的人気グループBTSの一員となり映画のような人生を歩んでいる。
SEVENTEEN ジョンハン
ジョンハンは、並外れた美しい顔で生まれた時からアイドルになる運命だったと言っても過言ではない逸材だ。学生時代は優等生で演技を習う塾に通っていた。その塾で偶然、現在所属する事務所に声をかけられて練習生生活が始まった。
しかし、アイドルは本来の夢ではなかったため練習生活がつらかったという。両親も元の生活に戻るよう促し、契約を破棄する直前まで行き着いた。しかし、所属事務所が「ジョンハンは、もうSEVENTEENのメンバーです」と手を離さなかった。そうした紆余曲折を経てジョンハンは、SEVENTEENのビジュアル担当としてみごとデビューを果たした。
TWICE ナヨン
ナヨンは、キッズモデル大会に出場しその会場でJYPに一度スカウトをされていたが、母親の反対でオーディションに参加しなかった。しかし、2010年に家族に秘密で同社のオーディションに参加。なんと全体2位という素晴らしい成績を残し合格。練習生活が始まった。群を抜いた実力で「エース練習生」と呼ばれるほどだったが、両親の意見は変わることはなかった。しかしナヨンはその後デビューして大成功。世界的なスターとなった。
MAMAMOO ファサ
ファサはデビュー前からネット上でフィインと共に行ったステージでのパフォーマンスが話題になった天才シンガーだった。
しかし、「歌手は簡単な道ではない」と両親に強い反対を受けた。両親の意見よりも、自分のやりたいことを選択したファサは、実力派4人組ガールズグループとしてデビュー。父親の借金を返済し、親孝行をした。現在は彼女の活動をチェックするのが両親の日課になっている。
GFRIEND イェリン
イェリンは、幼い頃から歌手になるのが夢だった。しかし、両親に「部屋に戻って勉強でもしなさい」と頑なに反対される。彼女はこれ以降、夢を反対されることに恐れを感じ「看護師になりたくなったの」と嘘をつき隠していた。しかし夢を諦めなかったイェリンは、制服が黄色いことで有名なソウル公演芸術高校に入学。同校は芸能人が通う学校として有名で、かなりの倍率を通らなくては入学することができない。両親はこれをキッカケに彼女の努力を認めた。