KARA、日本ツアーを9年ぶりに開催! 『KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”』東京公演ライブレポート! 「メンバーは6人」6本のスタンドマイクで完全体を披露…今後の活動は「皆さんがいてくれる限り私たちも」

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日本におけるK-POPブームの火付け役、KARAが約9年ぶりの日本ツアー「KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”」を開催した。KPOP monsterでは、8月18日(日)にLaLa arena TOKYO-BAYで開催された東京公演2日目をレポート! この日はヨンジのデビュー10周年記念日とあり、メンバーもファンも大いに盛り上がった。

2024 “KARASIA”ライブレポート

歓声とともに黒の衣装をまとった5人のメンバーがステージへ登場した。1曲目「WHEN I MOVE (Japanese ver.)」を、ダンサーと息を合わせ全力でパフォーマンス。そのまま2曲目「Lupin」「Pandora」へとなだれ込む。デビューから17年というベテランの貫禄を見せつつも、昔と変わらない少女のような可憐さでファンを魅了する。

メンバー達が「こんにちは皆さん! KARASIAが9年ぶりに復活しました!」と挨拶すると、スンヨンが「最後の最後まで盛り上がっていきましょう」と客席を盛り上げた。ニコルも「ニコニコニコルです! 最後まで大きなファンの熱さをよろしくお願いします!」と続く。

ニコル

ニコル

ヨンジは、今日がKARAデビュー10周年であることを話し、「この日を一緒に過ごせることができて嬉しい!」と喜びを爆発させた。しかし、何やらメンバー達は困惑気味…。「最後に言おうと思ってたのに…」とポツリ。その理由は後半で明かされるのだが…?

サマーソング特集で大盛り上がり

ピンクの衣装に身を包んだメンバーたちが「Honey」を披露。会場にはたくさんのシャボン玉が舞い散り、5曲目「Pretty Girl」へと続いた。そして大ヒット曲の「ジェットコースターラブ」。懐かしのメドレーにKAMIRIA(KARAのファン名)は大盛り上がり。「『ジェットコースターラブ』は結構歌ってきたんですけど、『Honey』と『プリティガール』は久しぶり」とジヨンが明かす。

続いて「サマー⭐︎ジック」「Sunshine Miracle」「GO GO サマー!」とサマーソング特集が続く。楽しそうなメンバーたちと熱いファンの声援。これぞアイドルのコンサート! と思えるほどに会場は大盛り上がりだ。

ジヨン

ジヨン

ソロステージで圧巻の歌声! それぞれの個性が光る

それぞれソロ曲のステージが始まった。トップバッターは、ハートマークの衣装でかわいさ満開のヨンジが「L.O.V.E」を披露。次に現れたのはジヨン。日本で女優活動をしていただけあり、日本語が堪能なジヨンはソロ曲「好きな人がいること」を軽々と歌いあげる。すると、ジヨンはなんと客席へ降り立った!  KAMIRIAたちと嬉しそうにハイタッチをしながら再会を喜び合い、最後はソンキス(投げキス)で曲を締めくくった。

最年長メンバーのギュリはソロ曲「Daydream」を披露。先ほどのかわいい2人とは打って変わってセクシーな大人の魅力をアピールした。

ギュリ

ギュリ

続いてはドレス姿のスンヨンが「Guilty」を歌い上げた。彼女の圧巻の歌声に、会場中が聞き惚れていた。センターステージで1人スポットライトを浴びるスンヨンの美しさにKAMIRIAたちもうっとり。最後のソロステージを務めたのはニコル。ダンサーたちとセクシーに「5!6!7!8」を歌い上げた。

6本のスタンドマイク…ハラの歌声が響き渡る

再び、5人のメンバー全員が登場しバラードを披露した。1曲目は「HANABI」。背景のスクリーンに花火の画像が映し出され、夏の終わりとはかなさを感じさせた。2曲目の「Last Suummer」を歌い終えた後は、新曲の「Hello」を披露。

KARA「Hello」

メインステージには6本のスタンドマイクが用意され、5人のメンバー達がそこに立った。「Hello」は2024年にリリースされた楽曲だが、2019年に亡くなったメンバー ハラの生前の音声が収録されている。ハラのパートが流れると、彼女の歌声を聞き逃すまいと空を見上げるメンバーたち。会場には「ハラちゃん!」「ハラ!」とハラを呼ぶ声とKAMIRIAたちの涙声が絶えなかった。

ヨンジのでデビュー10周年をお祝い!「私たち運命だ」

再び衣装チェンジを終えたメンバー達が、新曲「I DO I DO(Japanese Ver.)」を披露し再び会場は明るい雰囲気に包まれた。このMV撮影の際、木に虫がたくさんいたそうだがギュリはソロシーンの撮影でその木を触らなければならなかったそう。「MVを見ると、それを思い出してしまう」と苦い思い出を話し、会場中を笑わせた。

KARA (카라) 「I Do I Do -Japanese ver.-」Official MV

そんなギュリが「実は、ヨンジがさっき言った通り、ヨンジのデビュー10周年です!」と客席に呼びかけると、ステージにはケーキが運ばれてきた。どうやらヨンジは何も知らされていなかった様子で、驚いたまま泣き出してしまったのだ。「なのに自分で言っちゃうし」と呆れるスンヨン。「だってみんな言ってくれなかったし!」と反論するヨンジに「サプライズだよ!」と大爆笑のメンバーたち。

ヨンジ

ヨンジ

ヨンジは泣き笑いをしながら、両親が会場に来ていることも明かし、「私たち運命だ!」と喜びを爆発させた。そして「続いて私のデビュー曲、歌ってください!」と曲紹介をし、メンバーたちは「マンマミーア!」を披露。

続いて、日本中で大ヒットした「ミスター」を披露。会場のボルテージが一気に高まり、まさにクライマックスとなったその時、ギュリが「ここで最後の曲です!」と次がラストであることを明かす。そしてそれぞれが締めの挨拶を始めた。

スンヨンが大粒の涙「これからも応援よろしくね」今後の活動はあるのか?

スンヨンは「今日始まったのに・・・今日じゃない昨日だ」と話し出すと、とつぜん泣き出してしまった。自身の涙に驚いたスンヨンは「私もびっくりです!」と大粒の涙を流しながら「愛と応援と拍手をありがとうございます。『ありがとうございます』以外に日本語できなくてごめんなさい」と言いつつ韓国語で「カムサヘヨ(ありがとう)」と言い涙をぬぐっていた。

スンヨン

スンヨン

今にも泣きそうなニコルにスポットライトが当たると会場からは「ウルジマ(泣かないで)!」の声が。「えっとーなんていうんだろう・・・今日は2回目なのに・・・もう半分になったのが残念」と、今回のツアー公演が折り返し地点に来たことを話した。「10年たってるのに、時間を感じないんですよ」そう言いつつ、「会いに来てくれてありがとうございます。皆さんの人生に(私たちを)入れてくれてありがとうございます。感謝してます」とKAMIRIAへ最大限の感謝の言葉を述べた。

ヨンジ「私は、今回のコンサート準備しながら10年前のKARASHIAの映像を見たんですけど、自分がヤバかったです」と、デビュー当時の未熟さを振り返ったそう。「だから今回はかっこいいヨンジを見せたいと思いました! 一生覚えててください」と今日のステージの自身を話した。そして「KARA6人のメンバーと皆さん愛してます」とメンバーは6人であることを強調。

ジヨンは「昨日から今日まで走ってきた感じ」と言いつつ「私たちも約10年ぶりのコンサートだったので、練習も大変だった」と明かした。そして「これからも応援よろしくお願いします!」と明るく東京公演を振り返った。

ギュリは過去を振り返り「日本デビューの時は、アルバムを出して活動できるのかな? 東京ドームに立つことができるのかな?」と不安だったことを明かした。そして「次の活動はまだ決めてないです」と予定が未定であることに触れつつもが、「皆さんがいてくれるなら私たちもずっとずっと頑張ります!」とKARAの明るい未来について予言した。

スンヨンも「これからもこうやって・・・応援よろしくね!」とKAMIRIAに挨拶。2007年にデビューし2009年にトップアイドルへ登り詰めたものの、2016年には事実上の活動休止となったKARA。2022年に再始動が発表されると日本でも大きな話題となった。そしてこの日の約9年ぶりの日本ツアー。メンバーが“次の活動”に意欲を見せてくれたことがファンには何よりも嬉しいだろう。

最後に、アンコールで「SOS」「Rock U」「STEP」を披露したメンバーたちは、それぞれサインボールやTシャツを客席に投げ始めた。最後の最後までファンたちと交流しようとするメンバーら。名残惜しさを残しつつ、東京公演が終了した。

KARA

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KARA JAPAN TOUR “KARASIA”

KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA” 

全国2都市、全4公演
2024年8月17日 LaLa arena TOKYO-BAY
2024年8月18日 LaLa arena TOKYO-BAY
2024年8月24日 Asueアリーナ大阪
2024年8月25日 Asueアリーナ大阪

セットリスト

WHEN I MOVE (Japanese ver.)
Lupin
Pandora
Queens
Honey
Pretty Girl
ジェットコースターラブ
サマー☆ジック
Sunshine Miracle
GO GO サマー!
L.O.V.E <ヨンジ ソロ>
好きな人がいること <ジヨン ソロ>
Daydream <ギュリ ソロ>
Guilty <スンヨン ソロ>
5!6!7!8! <ニコル ソロ>
HANABI
Last Suummer
Hello ※新曲
I Do I Do (Japanese ver.) ※新曲
マンマミーア!
ミスター
Happy Hour

(アンコール)
SOS
Rock U
STEP

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