BTS(防弾少年団)の元サセン(過激なファン)による衝撃の告白インタビュー! 「同じ飛行機に乗れば彼らに逃げ場はない」

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BTS(防弾少年団)の元「サセン」(過激な追っかけ行為などをするファン)だという人物が動画のインタビューに応え、サセンの驚愕の実態について赤裸々に語った。

今回インタビューしたのは、YouTube上で芸能やメイクなどさまざまな情報を配信している「Sherliza Moé」という女性。彼女に元サセンだという女性から連絡があり、インタビューが実現したという。

そこでは、サセンとよばれる人たちによる驚愕の行動、そしてこの人物が罪悪感に悩まされてサセンをやめるまでの苦悩などが赤裸々に語られている。


Q.まずあなた自身について教えてください。

はい、私はトルコのBTS(防弾少年団)ファンです。過去に2年間、韓国ソウルに住んでいました。今はトルコに住んでいます。

3年以上サセンをしていましたが7カ月前にやめました。

 

Q.なぜサセンをやめたのですか?

2017年に不安症がひどくなって日常の生活に支障をきたすようになり、8カ月前にこれまでで最悪の状態になりました。

私は徐々にBTS(防弾少年団)のことを考えるのをやめていきました。彼らの動向を毎日チェックするのをやめたり、サセンの友達たちにメッセージを送るのもやめました。もう彼らの忙しいスケジュールについていけなくなったのです。

私は自分の人生、将来を嫌いになりはじめました。

私は以前から自分の頭の中で、サセンをしても何にもならないということはわかっていましたが、いつもその考えを無視していました。私は、メンバーとの、実際には存在しない関係を自分に信じ込ませていたんです。

私がサセンをやめたのは、とても恥ずかしくて違法なことを考えている自分に気づき、許せなくなったからです。ここであまり言いたくはないのですが、私はある病的な理由からBTSのメンバーに復讐をしたいと思うようになっていたのです。

ファーストクラスで見た驚きの光景

 

Q.あなたがサセンだったとき、具体的にどのような行為をしていたのですか?追っかけをしたり、プライベートな情報を売ったりしていたのですか?

はい、私たちは見つけたものは何でも売っていました。サセン同士で交換もしました。違法なフライト情報、違法な写真、プライベート写真、プライベートな情報、電話番号・・。

情報を手に入れれば入れるほど、もっと欲しくなりました。また他のサセンに売ることもできました。それでよい生活ができるわけではありませんが、おこずかいとしてはいいお金になりました。

私たちは、世間で思われているような閉鎖的なグループではありません。私たちはどこにでもいますし、リークされた情報を見つけることは一般の人でも難しくはありません。信頼できる情報源を一つ持っていればいいんです。

ストーキングについては、私は自分でも恥ずかしいと思うことをいくつかしました。その中でも一番いけない行為だと思ったのは、BTSと同じ飛行機に乗ったことです。

 

Q.サセンがアイドルグループと同じ飛行機に乗ったとき何をするのですか?

それは飛行機の大きさや同乗するサセンの数、マネージャーやセキュリティーの数によりますが、一番大きな要素はフライト時間です。もし十分長い時間があって小型の飛行機であれば、サセンはビジネスクラスやファーストクラスに忍び込んで写真を撮りやすくなります。数百人が乗る大きな飛行機の場合、ボーイズを見つける前につかまってしまう可能性が高くなります。

違法なフライト情報が、サセンの間で人気が高いのは、飛行機の中だとメンバーは逃げ場がなくなるからです。サセンから逃げ場がなくなるのは飛行機の中だけなんです。何時間も狭い同じ空間の中に閉じ込められるわけですから、サセンにとってこれほど魅力的な場所はないんです。

私はBTSのメンバーと同じファーストクラスに乗ったことが何度かあります。BTSの誰かがトイレに行くと、必ずその後を追う2人のサセンがいました。2人は何も知らないふりをしていましたがサセンであることは明らかでした。私は2人の行動を見ていました。

メンバーが用を済ましてトイレを出ると、その2人はすぐその後にトイレの中に入り、何か変態的なことをしていたようです。とても気持ちの悪い光景でした。

またエコノミークラスにいるサセンはトイレを探すふりをしてファーストクラスに入ろうとします。客室乗務員は席に戻るよう、やさしく促しますが、エコノミークラスのトイレへの通路が飲み物のカートでふさがれていたなどと言ってごまかします。よくそういう言い訳をして、BTSのメンバーと同じトイレを使おうとします。

こうして撮られた写真や動画の多くは公開されませんし、ネット上に流出することも稀です。もしそれをしてしまえば、自分がサセンであることがばれてしまいますし、他のファンやサセンに攻撃されてしまうからです。

最悪の場合、芸能事務所がもつブラックリストに載せられてしまい、コンサートやファンミーティングといったイベントに行けなくなってしまいます。

ただ彼らの近くにいたかった

 

Q.とても気持ちがわるいですね。自分は何をやっているんだろうって思ったことはなかったですか?

もちろん、後悔しました。2017年から2018年のはじめごろにかけて、もうこんなことは続けたくないと思いました。

でもサセンをやめることはたいへんなことでした。私はとても落ち込んでいました。食べたり眠ったりできない状態が何カ月も続きました。

私が愛していたのはこのボーイグループ(BTS)だけだったのです。彼らがいるから私は毎朝目覚めることができました。人生のすべての時間を彼らのことを考えて過ごしていました。毎日、彼らのことしか考えていませんでした。彼らのことを考えないではいられませんでした。

私はBTSに没頭するあまり、自分の健康のことばかりか、彼らの健康のことも考えられなくなっていました。私はただ彼らの近くにいたかったのです。彼らを近くで見たかったのです。自分のスマホの中に彼らに関するものがもっとほしかったんです。私が何かお世話をしてあげられるようなパーソナルなものがほしかったんです。

いろんな意味で彼らはドラッグのようなものです。一度実物を見てしまうと、もう追いかけたりストーキングするのをやめられなくなるのです。

 

Q.あなたはBTS(防弾少年団)だけのサセンだったのですか?他にも追いかけていたアーティストはいたのですか?

私はBTSにしか興味がありませんでした。他のグループも好きですが、BTSのように没頭したグループはありません。

 

Q.最近の調子はどうですか?

私は今でもBTSの熱心なファンです。私は自分の過去の行動がとても間違っていたことを実感し、2か月間、セラピーを受けています。調子はまあまあだと思います。

もちろん時々、昔の誘惑にかられるときはありますが、無視するようにしています。

(以上、インタビューより一部抜粋・翻訳)

気づけば自分も・・!?

今回のインタビューで、この元サセンの女性は、他のサセンが載っているリストを、インタビュアーのSherliza Moéに見せたようだが、あえてそれを公表することはしないほうがよいとSherlizaにアドバイスしている。なぜなら、一般のファンがそのリストをもとに、違法な情報を買いはじめてしまったり、ファン自身がサセン的な行動をはじめてしまう恐れがあるからだという。

我々が想像する以上に、一般のファンとサセンとの境界はあいまいで、アーティストを応援しているうちに、どんどんのめり込んでしまって、気がついたらサセン的な行動をするようになっていた、という人が実際には多いのかもしれない。過剰な追っかけ問題の闇の深さがうかがいしれるインタビューだ。

【動画】BTS(防弾少年団)の元サセンにインタビュー

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