BTSの全米シングルチャート1位のスゴさがわかるデータが話題! あのワン・ダイレクションやバックストリート・ボーイズも未達成

BTS、1D(右) NEWS
BTS、1D(右)

BTS(防弾少年団)がK-POPアーティストとして、史上初めて全米シングルチャート「HOT100」で1位を獲得。歴史的快挙としてK-POP業界は大いに盛り上がっている。

そんな中、この偉業がどれだけスゴいことであるかを示す、あるデータが話題になっている。

それはK-POPメディア Allkpopが掲載した、これまで世界的なブームを巻き起こしてきた歴代のボーイズグループの「HOT100」でのチャート歴をまとめたものだ。

そのデータによると、なんと、あのビートルズの再来とまでいわれた、バックストリート・ボーイズ(BSB)やワン・ダイレクション(1D)も「HOT100」で1位を獲得したことがないことがわかる。あらためてBTSの全米1位のスゴさが実感できるというわけだ。

以下、歴代人気ボーイズグループの「HOT100」の記録一覧。

ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック:3曲

すべてのボーイズグループの元祖となるニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(NKOTB)。彼らは「I’ll Be Loving You(Forever)」(1988)、「Hangin’ Tough」(1988)、「Step by Step」(1990)の計3曲で1位を獲得した。

テイク・ザット:0曲

イギリスの国民的グループで、ボーカルグループの先駆者となったテイク・ザット。圧倒的な人気を博していたが、最高記録は「Back For Good」(1995)で獲得した7位となっている。

バックストリート・ボーイズ:0曲

日本でも高い人気を誇るバックストリート・ボーイズ(BSB)。通算CDセールスは驚異の1億4千万枚を超えているが、「Quit Playing Games(With My Heart)」(1997)で獲得した2位が自身最高記録となっている。

ウエストライフ:0曲

アイルランド出身の5人組グループ ウエストライフ(Westlife)。2019年1月に「Hello My Love」で約8年ぶりにカムバックし、大きな話題となった。そんなウエストライフは2000年に発表した「Swear It Again」で初めて『HOT100』入りを果たし、最高20位を記録した。

イン・シンク:1曲

ジャスティン・ティンバーレイクが所属していたことでも有名なボーイズグループ イン・シンク(’N Sync)。数々のヒットソングを世に送り出してきたが、1位を獲得したのは「It’s Gonna Be Me」(2000)だけだ。

ジョナス・ブラザーズ:1曲

長男ケビン、次男ジョー、三男ニックの3人によって結成されたバンド ジョナス・ブラザーズ。3枚のアルバムで世界中で34個のプラチナとゴールド認定を受けるなど、一世を風靡したが2013年に惜しくも解散。その6年後となる2019年に再結成シングル「サッカー(Sucker)」を発売し、見事初登場1位を獲得した。

グループが発表した楽曲としてシングルチャート初登場1位を獲得するのは、エアロスミスの「I Don’t Wanna Miss A Thing」(1998)以来、約20年ぶりとなった。

ワン・ダイレクション:0曲

言わずと知れたイギリスの大人気ボーイズグループ ワン・ダイレクション(1D)日本でも一躍大ブームを巻き起こし、世界中のチャートを席巻していたが意外にも「HOT100」で1位を獲得したことがないようだ。

代表曲「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル(What Makes You Beautiful)」(2012)は最高4位を獲得。「ベスト・ソング・エバー(Best Song Ever)」で獲得した2位が、自身最高記録となっている。

BTS:1曲

今や世界を魅了する大人気ボーイズグループとなったBTS(防弾少年団)。「Dynamite」(2020)で韓国のアーティストとして史上初となる1位を獲得した。

こうして見てくると、全米シングルチャートで1位を獲得することがいかに難しいことであるか、あらためて実感できる。果たして、いま絶好調のBTSは今後、何回、全米1位を達成することができるだろうか。注目だ。

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