K-POPアイドルを執拗に追いかけていた元“サセン(過激ファン)”が赤裸々告白! なぜサセンになったのか、なぜサセンをやめたのか・・

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サセンの迷惑行為に頭を悩ませているBTS、TWICE

K-POPアイドルを悩ます“サセン(過激ファン)”。ところかまわず特定のアイドルを追っかけまわしたり、アイドルのプライベートな情報を不正に入手したりと、近年ファンの範疇を超えた過激で悪質な行為が問題視されている。

Korea Scouter TVは今年6月、元サセンの女性へのインタビューを動画をアップ。なぜサセンになったのか、サセンをやめたきっかけ、そして現役のサセンに向けてメッセージを送っている。

【動画】普通の学生だった女性がサセンになったきっかけとは・・

サセンになる前は普通の学生だったというこの女性。アメリカにある全寮制の学校に通っており、成績は極めて優秀で、学生生活を謳歌していたという。

当時、サセンに対しては、一歩引いた目で見ていたと言い、音楽チャートに入っているK-POPの人気曲を聞くことはあったものの、ほとんどは洋楽を聞いていたそうだ。

まさか自分がサセンになるとは思ってもみなかった女性が、YouTubeにあがっていた動画がきっかけでK-POPアイドルに興味を持つようになったという。

「当時、退屈なときはYouTubeをたくさん見て楽しんでました。K-POPアイドルの振り付けやダンス動画がとっても人気だったんです。何も考えず〇〇(グループ名)の振り付け動画を見始めました。たくさんの人がいたのですが、動画の中である一人の人が目立っていました。彼のダンスラインはとっても美しくてすごいハンサムでした。身体に名札がついていたので、それが〇〇(名前)だとわかりました」

男性アイドルに興味を持ったこの女性は、彼についてもっと知るためNAVERやGoogleなどで検索を開始。当初は、そのグループの楽曲を聞いて満足していたものの、次第に彼に関する画像の検索に時間を費やしたり、友達と出かけるときはもっぱら彼の話ばかりするようになり、学校の成績が下がるなど悪影響が出始めたという。

男性アイドルにのめり込むようになったこの女性は、アメリカに戻らずギャップイヤー(※)を取得。家族には恥ずかしさからサセンになるということは伝えなかったそうだ。

※…進学をせず一定の期間さまざまな社会経験をすること。

では彼女はどのようにサセンとしての活動に必要なお金を稼いでいたのか?

彼女いわく、両親から多額のお金をもらっていたほか、翻訳のアルバイトなどをしてはサセンの活動費にあてていたそうだ。

「有名な芸能事務所の近くには座って待てるカフェや場所があります。そこにいれば、私のような(同じ目的を持つ)人に会えます。本当に良いカメラを持っている人って多分ジャーナリストかサセンですよね?」

サセンたちはカフェで待機し、推しているアイドルがどこに行くかを知ると、その場所に向かい再び待機。サセンの中には、アイドルのスケジュールが終わるのを待ち、家までついていく者もいるそうだ。

SNSを駆使してアイドルの情報を入手していた彼女だが、追いかけていた男性アイドルがガールズグループのメンバーと付き合うようになり、1年半に及ぶサセン生活に終止符を打つことにしたという。

「サセンになることでその芸能人と親しくなれると信じていました。ボーイフレンドになるか、少なくとも友人になれると思っていたんです」

この女性は最後に、現役のサセンに対し「“人生は一度だけなのだから死ぬ前にできることしよう”ということわざがありますが、サセンは決してその一つではありません。絶対やらないでください。もし本当に好きな芸能人がいるのなら、彼らの音楽をたくさん聴いてください。それで十分です」と発言。自身の経験を踏まえながら、特定のアイドルを執拗に追いかけても得るものは何もないと述べている。

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