BTS(防弾少年団)、BBMAsで「Fake Love」の一部の歌詞を変えてパフォーマンスした理由を語る

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「ビルボード・ミュージック・アワード2018」への参加を終え、韓国に帰国した人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)は5月24日、最新アルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」のリリース記念記者会見を開いた。その中で、同アワードで「Fake Love」の歌詞を一部変更して披露した理由を語った。Koreabooなどが伝えている。

米ラスベガスで5月21日に開催された「ビルボード・ミュージック・アワード2018」で、新曲「Fake Love」を世界初パフォーマンスしたBTS(防弾少年団)。その中で、J-HopeとSugaが担当するラップパートが、リリースされたものとは違う歌詞となっていた。

これについてメンバーのRMは、歌詞を変えて歌うことを決めた理由を語った。

「きっとBBMAsで初めて『Fake Love』を耳にする人たちがいると思いました。そして英語のように聞こえてしまうかもしれないパートを聴いて、勘違いしてしまう人もいると思いました。それを避けるために、本来の曲の雰囲気を変えないようにして歌詞を一部変更しました」

「Fake Love」の歌詞の中には、韓国語の니가(ニガ/あなたが)と내가(ネガ/わたしが)という言葉が含まれているが、これらが英語で黒人を指す蔑称である「nigger(ニガー)」のように聞こえるということで、リリース後より、これを懸念する声もあがっていた。また米国内のTV、ラジオの放送局は歌詞を検閲する方向に動いているとの報道も出ていた。

米国での大舞台で、歌詞を変えて歌ったのは、そうした懸念への配慮であったようだ。

RMはまた、BBMAsでパフォーマンスするにあたって、新しい歌詞で歌うことになったのにも関わらず見事に対応したJ-HopeとSugaはすばらしいと称えた。

ネット上では、世界が注目する授賞式で、オーディエンスのことを配慮し、臨機応変に適切な対応をしたBTSを称賛する声が多く上がっている。

【動画】BTS ‘FAKE LOVE’ – 2018 Billboard Music Awards

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