SHINee テミンが、今もなお伝説として語り継がれるステージの裏話を明かした。アーティストのフィールドではない場所でステージを披露することに対する彼の本音に、注目が集まっている。
10月30日、BTS（防弾少年団）シュガがホストを務める人気YouTubeコンテンツ「シュチタ」の最新エピソードが公開された。今回ゲストとして登場したのは、同日に4枚目のソロミニアルバム『Guilty』をリリースし、カムバックを果たしたテミンだ。
同じ1993年生まれでありながら、これまで目立った交流がなかったというテミンとシュガ。「今日はいいお友達が1人増えた」と喜んだシュガは、アルバムの制作過程についてや、SHINeeというグループ、そしてテミン個人についてなど、様々な質問でテミンの内面に迫った。
そんな番組の中で、今もなお伝説として語り継がれているパフォーマンスを振り返ったテミン。それは、2017年に「ソウルファッションウィーク」にて披露された、楽曲「MOVE」のステージだ。センセーショナルなダンスが話題を呼び、当時のファンカムは大きな注目を集めた。
171017 태민(TAEMIN) ‘MOVE’ at Seoul Fashion Week S/S 2018 SUPERCOMMA B SPECIAL STAGE
するとテミンは、当時の心境を「あの当時はこういう感じでした。ここに来ているセレブのみなさんが、ここにいる人たちが僕のことを『どう披露するのか見てみよう』という態度だと思ってしまったんです」と話し、普段のステージとは大きく異なる状況で、自分が観客から品定めをされているような気分になったと告白。「僕は歌手という自分の仕事に誇りを感じてるんだけど、一度見せてみよう。そう思いながらステージに挑んだんです。若干の怒りがある状態で」と笑い、周囲の態度や環境に少しの怒りを感じながらも全力でステージに集中したと、当時の思いを赤裸々に明かしたのだ。
BANGTANTV / YouTube
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そんなテミンの言葉には、彼と同じく様々なステージでパフォーマンスした経験を持つシュガも共感。「わかる。そういうのありますよね。（僕も） 似たような感じだった気がします」「僕がここで歌を歌うことが、はたしてあの人にはどんな意味があるんだろう？って」と自身の実体験を回顧し、歌手のフィールドではない場所でステージを披露する際、妙に気後れして顔色を窺ってしまう心境に寄り添った。
[슈취타] EP.20 SUGA with 태민（該当シーンは15分38秒頃～）
そんなソウルファッションウィークでのステージが思いがけず大きな話題になり、今や「MOVE」が代表曲となったテミン。彼は当時を「プライドをすごく感じられた記憶に残るステージだった」と振り返り、伝説のパフォーマンスに対する自負心をのぞかせた。
