SEVENTEEN、子宮頸がん予防キャンペーンのアンバサダーに! 韓国ではワクチン接種でトレカプレゼント!? 若い世代のHPV感染予防に期待

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SEVENTEENが、HPV予防キャンペーンのアンバサダーに就任。若い世代の感染予防に絶大な効果をもたらすことが期待されている。

医薬品やワクチンを扱う韓国MSDは今月17日、SEVENTEENHPV予防キャンペーンのグローバルアンバサダーとして選任したことを発表した。SEVENTEENは、TVキャンペーン映像やポスター等、様々な手段を用いて特に若い世代に向けてHPV予防の重要性を全世界に知らせていく予定だ。

[SEVENTEEN with MSD] CHANGE THE FUTURE, CHANGE THE WORLD (full ver)

HPV(ヒトパピローマウイルス)とは、子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがん、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わるウイルス。(HPV感染によるがんの90%以上は子宮頸がん)成人男女の75~80%は一生の間に一度はHPV感染を経験すると言われている、身近なウイルスだ。ほとんどのHPVは人に感染しても自然消滅するが、継続的な感染はがんを引き起こす。日本では特に、若い女性の子宮頸がん患者の増加が問題視されている。

HPVの中でも子宮頸がんを起こしやすいハイリスク型ウイルスの感染は、ワクチンで予防できる。日本国内では、防ぐことができるHPVの種類によって、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類が提供されているが、接種率が伸び悩んでおり、韓国では約70%を超えているのに比べ日本はわずか10%ほどとも言われている。過半数の女性が接種完了し、男性への接種が推奨される段階に入っている他国に比べ、日本は非常に大きな後れをとっているのが現状だ。

SEVENTEENがアンバサダーを務める今回のHPV予防キャンペーンは「Change the Future, Change the World」というスローガンの下「HPV予防を通じて未来を変えることができる」というメッセージを盛り込んでいる。SEVENTEENはアンバサダー就任を受け、「公衆衛生向上のためのHPV予防キャンペーンのグローバルアンバサダーとして活動することになり、とても貴重な機会だと思う」と所感を述べている。

韓国では、さっそくSEVENTEENファンにはたまらないキャンペーンが始まっているようだ。医療機関にSEVENTEENが起用された啓発ポスターが飾られるようになったほか、ネットユーザーによると、ワクチンを接種した人にSEVENTEENのランダムトレカがプレゼントされるというのだ。

これを見たファンは「打ちに行かなきゃ」「もう全部打っちゃった、トレカほしいのでまた受けてもいいですか?」「男性にはトレカではなくゲームクーポンを配布すればみんな打つ」等の声を上げており、改めてHPVワクチンへの注目度が上昇している。

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