チョン・ソミが、新曲のMVに浮上したトレース疑惑を謝罪。ファンから様々な反応が寄せられる中、所属事務所がコメントを発表した。
8月7日、新作EP『GAME PLAN』をリリースし、約2年ぶりとなるカムバックを果たしたチョン・ソミ。これは2021年のデビュー・アルバム『XOXO』に続く作品で、ソミはアルバム収録のうち3曲を作詞・作曲。制作には、BLACKPINKらを手がけるヒットメーカーのTEDDY、24とR.Teeらの強力なチームが参加した。
さらにソミは、リード・シングル「Fast Forward」のMVも公開。コンセプトががらりと変わる多彩なビジュアルを披露しながら、真実の愛に出会いたいという願望を歌ったソミ。神秘的でパワフルな彼女のカリスマに、世界中のファンが魅了された。
JEON SOMI (전소미) – ‘Fast Forward’ M/V
しかしそんなソミのMVに、とつじょトレース疑惑が勃発した。ファンは、MVに登場したアニメキャラクターが、日本が誇る有名漫画家 高橋留美子の作品「うる星やつら」のキャラクターにソックリだと指摘。日本のアニメを盗作したのではないかと、疑惑が浮上したのだ。
THEBLACKLABEL / YouTube
高橋留美子の「うる星やつら」といえば、漫画ファンの間では知らない人はいないと言っても過言ではないほど、海外でも人気の高い作品だ。昭和レトロを感じさせるポップで愛らしいイラストは、世代を超え、今もなお若者たちに愛されている。
ソミのMVに登場したキャラクターは、一目見ただけで、「うる星やつら」のヒロイン・ラムにソックリだとわかる。作品のポスターを反転させてキャラクターに重ね合わせると、多くのパーツが一致している。ファンからも、「コラボしたのかと思った」「こんなに似てて許可取ってないの！？」「これは完全にアウト」と、キャラクターの酷似性に批判的なコメントが多く寄せられていた。
そして9日、この騒動を受け、ソミの所属事務所 The Black Labelが、「該当シーンを削除し、修正する」と正式にコメント。「できる限りの措置を取る」「このようなことが再発しないよう慎重を期す」と続け、キャラクターの登場部分を早急に削除して修正すると対応を発表し、トレース疑惑を謝罪した。
