チョン・ソミ、過去のいじめ被害を告白・・ 「私も韓国人に見えるように整形させて」・・ 自身のルーツに悩んだ学生時代を振り返り涙

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I.O.I出身のチョン・ソミが、ミックスルーツ(ハーフ)であることが原因で起こった過去の切ない出来事を告白した。

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チョン・ソミは7月13日、YouTubeチャンネル「by PDC」にゲスト出演。普段から親交があるという女優のソン・ユナが番組のために特設オープンしたカフェを訪れ、対談を行った。そんな中、ソミが自身のルーツが原因で苦しんだ過去を告白し、注目を集めている。

ソミは、カナダ人と父と韓国人の母を持つミックスルーツの少女。英語が流ちょうなのはもちろん、華やかな顔立ちと172センチという高身長でスタイル抜群なビジュアルは、彼女がマルチレイシャル(混血系)であることを一目で認識できる彼女の魅力的なポイントだ。その美しいビジュアルに、ファンからは羨望の眼差しが向けられるが、ソミ本人は自身がミックスルーツであることに悩んだことがあったという。

ソミは、約7年前に放送されたオーディション番組『PRODUCE 101』に出演し、圧倒的な1位でI.O.Iとしてのデビューをつかみ取った人物。ソミは、当時切実に1位を目指していた理由について、こう告白した。

混血なので、芸能人になったとしてもデビューをしたとしても『国民』という代名詞が付かないような気がしていた。その考えを幼い頃にした覚えがある。なのでデビューして一番うれしかったのは『国民センター』という代名詞が付いて、国民になった! 代名詞に『国民』が付いたと感じたことだった」

「混血なので、芸能人になったとしてもデビューをしたとしても『国民』という代名詞が付かないような気がしていた」

ソミは幼い頃から、韓国人であるにもかかわらず自身が韓国人として扱われていないような疎外感を感じていたようだ。彼女をそう思わせたのは、幼い頃のある経験が影響していた。

小学生の頃、初めて韓国の学校に転校してきたソミ。ミックスルーツの子を初めて見たクラスメイトは「わぁ! 人形みたい!」とソミを大歓迎。彼女はあっという間に人気者になり、クラスメイトたちからソミが転校してきた翌日に行われた生徒会長選挙に立候補するよう勧められたという。何が何だかわからない状態で言われるがままに選挙に出馬したソミは、転校してきてわずか2日目だったにもかかわらず、圧倒的な得票数を集めて当選。しかし、この当選がその後のソミの学校生活に大きな影響を与えたのだ。

ソミが転校生・ミックスルーツという物珍しさで当選した選挙には、熱心にスピーチを準備していた女生徒も参加していた。その生徒は、突然現れた転校生に会長の座を奪われたことが非常に悔しく、ソミを嫌うようになり、その生徒を中心にソミを仲間外れにするようになったというのだ。

小学校3年生から始まったいじめは、なんと6年生の1学期まで続いたという。「私と遊びたい時だけ遊んで、次の日に学校に来たら私の机だけ違うところにどかされていたり、読書カードのようなものを破られていたり、内履きのポケットにゴミを入れられたり、だんだんひどくなった」と、当時受けたいじめの内容を告白し、ソン・ユナを驚かせた。

小学校3年生から始まったいじめは、なんと6年生の1学期まで続いたという

教師にはこれを正直に相談し、その度に話を聞いてもらっていたというが、いじめの状況は変わらず。「方法はないんだな」と絶望したという。そのつらい日々をどう耐えたのか、と尋ねられたソミは、「耐えたというよりは、ただ1日1日を生きた。母に学校行きたくないと言ったり、整形させてくれと言ったり。私も韓国人の子みたいに見えるように整形させて、こんな話をたくさんしていたと思う」と、当時のつらかった日々を振り返った。

韓国人に見えるように整形させてほしいと両親に頼んだというソミ

すると、これを告白したソミの目には涙が。「大丈夫だと思ったのに、話してみたらちょっと・・ 私すごくつらかったんだな」と涙ながらに語った。過去のいじめ被害は、ソミの心に今も残る大きな傷を残したようだ。

涙を浮かべるソミ

小学生という幼い年齢の少女が「韓国人のような顔に整形したい」と思い詰めてしまうほどの壮絶な日々を経験したという事実に、ファンは衝撃。「そんなにつらい目に遭ってたなんて」「韓国人に見えるように整形してだなんて、つらすぎるお願いだ。ソミも両親もどれほど切なかっただろうか」等のコメントが相次いで寄せられている。

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