f(x) アンバーが、元恋人からの「ガスライティング」被害を告白した。
f(x)は、2009年にSMエンターテインメントからデビューしたガールズグループ。独創的なコンセプトと個性豊かなメンバーで人気を集め、「Electric Shock」「4 Walls」などのヒット曲を多数リリースした。現在メンバー全員がSMエンターテインメントとの契約を終え、それぞれソロとして活動中だ。アンバーは現在アメリカの事務所に所属し、アメリカや中国を拠点にアーティスト活動を行っている。
f(x) 에프엑스 ‘4 Walls’ MV
そんな中、中国メディア 新浪公司などが、アンバーが明かした過去の恋愛に関する衝撃的なエピソードを報じた。
最近、ライブ配信を行ったアンバーは、放送中に過去の恋愛を赤裸々に打ち明けた。彼女は「私は幼い頃から悪い男と付き合ったことがある。彼らが過去形でよかった。まだ自分に合う人を見つけられていないと思う。探してみる」と、なかなかよい相手に巡り合えてこなかったことを告白。なんと過去には恋人から「ガスライティング※」を受けた経験もあるという。
※ガスライティングとは、心理的虐待の一種。加害者が相手に誤った情報を伝え続けてその心を操り、被害者の正常な記憶や判断力を鈍らせる行為。明らかに加害者に非があっても、被害者は「自分が悪い」と相手の言うことを妄信的に信じ込んでしまう卑劣な手法。
当時のことについてアンバーは「元彼がガスライティングが上手かった。その時は自分がガスライティングを受けているとは全く思わなかった。友人たちが『自分のことを重要に考えなければいけない』と言ってくれるまでわからなかったと思う。これがガスライティングだ」と、元恋人の巧妙なガスライティングに見事に嵌ってしまっていたと振り返った。
元恋人はアンバーの精神を蝕んだだけでなく、なんと彼女の財産までも奪っていったという。「私はいつもお金を使わなければならなくて、罪悪感に苦しんだ。（経済的に）大変な状況なのに私は『この人は私がいないとダメなんだ』と思っていた。自尊心が低くなって、私はめちゃくちゃになった」と、当時の辛さを吐露した。
また、アンバーは「元彼は本当に悪い人だった。彼は私から多くの金を持って行ったし、これは私が破産しかけた明白な原因だった」と、元彼に多額のお金を持って行かれたことが原因で破産直前に追い込まれていたという衝撃的な事実を告白し、人々を驚かせた。
ガスライティングの恐ろしさを体現した強烈なエピソードに、ネットユーザーの注目が殺到。「ガスライティングは自分では気づけない。周りが根気よく説得してあげるのが大事」「アイドルが破産しかけるほどって・・」「優しい人、いい人ほど引っかかるよね」等のコメントが寄せられている。
