【取材会徹底レポート】INI、来年はどんなグループになりたい!? 「いい意味で優しさを捨てたい」 生配信の後、彼らがメディアに語った熱い決意に感動… スターへの階段を駆け上がるメンバーたちのプロフェッショナルに注目

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グローバルボーイズグループ INI(池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅)が、12月13日、『1ST ALBUM “Awakening”覚醒前夜祭”生配信』を開催。生配信後に行われたメディア取材会の様子まで、たっぷりお届けしたい。

14日(水)に発売する1ST ALBUM『Awakening』のリリースに先がけ、記念生配信を実施したINI。メンバーの西が作詞に参加したタイトル曲「SPECTRA」は、MVが公開4日で1,400万回再生を記録するなど、彼らの最新作は早くも大きな話題を集めている。

MC ミキの進行のもと、まさに王子様という言葉がピタリと当てはまる煌びやかな衣装でステージに登場したINI。この模様はINIの公式Twitter、Instagram、TikTok、YouTubeチャンネルという4媒体で公開され、同時に4つの生配信は、INIとして初の試みとなっている。

王子様のようなINI

撮影中、佐野を襲った悲劇とは…?

画面の向こうのファンに1人ずつあいさつし、さっそくアルバムについてトークを繰り広げたINI。髙塚は「デビュー1年という、いいときにファーストアルバムの発売を迎えられてうれしいです」と話し、尾崎はアルバムのタイトルにちなんで「日本語で『目覚める』って意味なんですけど、『新たな自分を自覚した瞬間、輝く』が今回のコンセプトになっていて、デビューから1年間、自分自身と向き合ってきて、さらに覚醒した姿を見せられるアルバムになってます」と意気込みを語った。

ここで、撮影での裏話を尋ねられた佐野。佐野は、尾崎と共に撮影したバイクのシーンを振り返ると、「2人ともバイク1回も乗ったことなくて」と困り果ててしまったことを明らかに。カッコいいポーズを求められても、全く思いつかなかったそうだ。なんとかバイクに足を乗せてキメたものの、本番ではそんな努力がすべてカットとなってしまったという。

佐野雄大

「Dramatic」のパフォーマンスビデオの撮影について振り返った松田は、撮影がなんと深夜4時まで行われていたことを告白。暗い中でしか撮影できない演出のため、遅くまで奮闘していたと明かした。その後松田と後藤が、ミキの亜生に「Dramatic」のパフォーマンスを伝授。ここでは松田の説明力の高さも明らかになり、見学しているメンバーたちも楽しそうに亜生のパフォーマンスを見つめる姿を見せた。

ミキ亜生にパフォーマンスを伝授する松田と後藤

松田が「覚醒した!」と感じたことは?

「INIになってから覚醒したな~と思うことは?」という質問に真っ先に手を挙げた木村は、後藤を指名し、「威尊のダンスのキレが覚醒した」と絶賛。自分でもその成長を感じているという後藤は、ベースは木村、キレやパワーは西、ジェスチャーは田島のパフォーマンスを見本にしているそう。メンバーのいいところをそれぞれ見習い、まさに「ひとりINI」状態になっていることを明かした。

また、松田はこの質問に「顔です」と断言。デビューしたてのかわいかった頃と比べ、「(今は)かわいいもあるけど、カッコいいもあったり、セクシーな感じもあったり…」と話し、「自分のこと大好きなんで!」という最高の名言で会場を沸かせた。

 松田迅

その後も、初のアリーナツアー『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE]』について意気込みを語ったり、ハッシュタグ企画「#INI_Awakening前夜祭」で投稿されたファンからのメッセージに答えたりと、メンバーたちは知られざるエピソードの数々でファンを楽しませた。

INI 1ST ALBUM “Awakening”覚醒前夜祭 生配信

生配信終了後、INIはメディア向けの取材会を開催。フォトセッションでは、高貴なオーラを放つキラキラ衣装で再び登場し、ますます洗練された美貌とカリスマあふれる佇まいを披露した。

何よりも印象的だったのは、メンバーたちの変わらない謙虚さと礼儀正しさだ。再びメディアの前に登場するなり、「お久しぶりです!」「お願いします!」と元気よくあいさつしたINI。座るときにも「失礼します」と一言添える姿には、思わず感動してしまう。

ここからは、取材会で行われた質疑応答の模様だ。

初のアルバム収録曲で、好きな楽曲やオススメの楽曲は?

松田:僕は「BAD BOYZ」という曲をオススメさせていただきます。サビのフリとか含めてめちゃくちゃテンション上がる曲だと思ってて、ラストサビの洸人くんのシャウトからブチ上がる感じが好きで、パフォーマンスしてて気持ちいいので、そこも見てほしいです。

西:シャウトの西です(笑)僕もそこの部分好きです。…やっぱり「SPECTRA」。作詞したっていうのもあるから、外せないですね。初めてそういう経験をさせていただいたので、思い出に残った曲です。理人とかたじ(田島)とか威尊とか、ラップパートを主にやらせていただいてたんですけど、パフォーマンスを後ろから見ながら一緒にできて、「かましてくれてる~!」と思うので好きです。あとは、最近まっきー(藤牧)と一緒に、俺が(パート)低い方でまっきーが上みたいなさ。最近多くない?

藤牧:多いですね!

西:それも「SPECTRA」の特徴的なシーンがあるので、そこもけっこう好きです。

佐野:僕は「Dramatic」がめちゃくちゃ好きで、今までのINIにはなかった、新しい風が吹いてる楽曲だなって思ってて。メロディーもクセになりますし、ダンスも今までに使ったことのない体の動きもたくさんあって、迫力も満点で、“大お気に入り”の曲となってます。よろしくお願いします。

許:僕は「Do What You Like」が好きです。先ほども話させていただいたんですけど、INIの楽曲に今までにないR&Bの曲調になっていて、とても爽やかで、軽い曲調になっています。ドライブとかお出かけとか、そういうシーンで聴いてくれたらいいです。

許豊凡

木村:僕は「Let Me Fly〜その未来へ〜(INI Ver.)」です。練習生60人が集まって最初は披露したんですけど、この11人も初めてそこで1つのものを作りあげたので、本当に原点。それをまた新しいINIバージョンとしてお届けできているので、それも楽しんでいただきたいです。

デビューから1年、ここが「Awakening」な瞬間だったなと思う思い出は?

田島:このアルバムを引っさげたツアーの準備をしている最中なんですが、みんなでリハーサルですごい量の汗をかきながらやっている瞬間が、「Awakening」している感じをしみじみ感じています。

藤牧:WANIMAさん主催の「1CHANCE FESTIVAL 2022」というフェスに出演させていただいたときが、「Awakening」だったなーと思います。初めての屋外ライブをさせていただいて、新しい気分で、心の底から楽しいライブをさせていただいて、「Awakening」だったなと思います。ありがとうございます。

藤牧京介

尾崎:個人的にはドラマ(「コンビニ☆ヒーローズ~あなたのSOS、いただきました!!」)に出させていただいたんですけど、そこが自分の中で「Awakening」なポイントだったと思っています。ドラマに初挑戦させていただいて、すごく視野が広がって、もっともっとたくさんステキな方々がいて、それでも応援してくれる方がいるので、もっとがんばりたいなって思いましたし、表現の幅も広がって、すごくいいポイントだったと思います。

尾崎匠海

髙塚:僕が思ったのは、ある番組でINIが四番勝負みたいなゲームをしたんですが、そのときに台本にはないムチャぶりみたいなことをされて、ラップの韻踏みゲームとか、腕立て伏せとかやったんですけど、そのときのムチャぶりに対して、その上をいくというか、それを超えていってて、メンバーが。そのときに「INIすげー!」って感じました。そこが「覚醒してるなー」って思った瞬間でした。

後藤:INIがステージに立ってるすべての瞬間が覚醒しているなって思います。練習もみんなで盛り上げて楽しいですけど、やっぱりステージに立って、みんなでパフォーマンスしているときを後ろから見たり横目で見てると、みんな覚醒してて、一体感というか、やっぱりみんな1個ギアが上がって、ステージの上が好きなんだなっていつも思います。

後藤威尊

池﨑:1STシングルを制作していた、1年以上前の韓国合宿です。シンプルにけっこうしんどくて、朝から晩までずっと練習したりとか、MVも撮るためにダンス、ジェスチャー固めたりとかずっとしてたんですけど、結成してからファーストシングルを出すまで、アーティストとして本当にすごく成長できたなと思ってて、その期間が強烈に印象に残ってます。

INIにとっての「今年の漢字」は?

松田:「初」です。初めての経験をいろいろさせていただいて、それこそKCON LAでのパフォーマンスだったり。その会場でパフォーマンスした日本人が僕たちINIが初めてだったというのもすごくびっくりして光栄なことだと思いますし、実は僕もドラマ(「君の花になる」)に出演させていただいてて、うれしいです。あとは「国宝級イケメンランキング」とかも初めての経験だったので、すごくありがたいです。

西:…国宝級ってヤバくない? めちゃめちゃイケメンってことでしょ?

松田:そうですね。めちゃくちゃありがたいですね。MINIのみなさんも投票してくれて、本当に合うような松田迅になっていきたいと思いますので、がんばります。

西:いつもより声のトーン低くすんな!(笑)

木村:カリスマ風にしゃべるやん(笑)

池﨑:僕は「虎」です。そりゃそうだろ!って思いますよね(笑) それもあるんですけど、親父ギャグなんですけど、 「SPECTRA(スペク“トラ”)」という…。僕たち今年最後に1STアルバムを出させていただいて、タイトル曲「SPECTRA」、再生回数も2000万回を超えさせていただいて、うれしく思っておりますので、虎です。

池﨑理人

後藤:「始」です。この1年は、INIがデビューして1年目の年になって、1STシングル、2ND、3RD… よかったというか、数字に出て、ありがたいことに。すごくいいスタートを切れたかなと思ったので、この字にしました。

佐野:「満」です。この1年間、ありがたいことに退屈だなと思う日が1日もなくて、いろんなことに挑戦させていただいて、楽しいし幸せで、それで心がずっと満たされた状態で走り続けてきたので、今年の漢字は「満たす」の「満」ということで、やらせていただいてます。ありがとうございます!

西:満たすマン!(笑)

髙塚:僕が選んだのは「一」ですね。INIがデビューして1年目っていうのもそうですし、僕個人の話でいうと、学生を卒業して社会人1年目っていう、新しい1年目って意味の一もそうですし、1STアルバムの一でもあるし、一っていう数字に恵まれた年だったなって思います。11人っていうのも一一ですし、INIも一ですし、一に恵まれてるなって思ったので、この字にしました。

髙塚大夢

来年の抱負は?

田島:「SPECTRA」の歌詞に「We the new bad boys in the block」ってあるんですけど、来年は覚醒して、いい意味で優しさを捨てて、new bad boysに僕たちがなって、いろんなものをブチ壊していけるようなINIになっていきます。お願いします。

田島将吾

藤牧:来年は加速というか、減速しないように。「SPECTRA」の中にも「止められない」「止まらない」「速度を上げ」っていう歌詞も入ってたりするので… 1年目はみなさんのおかげでいいスタートを切れたのかなと思うので、みなさんが作ってくれた波にしっかりとのって、いただいた愛とかちゃんと返して、もっともっと加速していく1年にしたいと思います。

木村:1STシングルから1STアルバムまで、こうしてINIの楽曲っていうのが見えてきた気がするので、2年目はそこから枝分かれした、新しい音楽っていうのに挑戦していきたいなと思っています。

木村柾哉

尾崎:2年目ということなんですけど、1年でいろいろな形で結果を残させていただいたんですけど、2年目もより結果を出して、もっといい形で2年目を迎えたいのと、アルバムを通して、INIの第1章が終わって、次第2章が始まったと思ってもらえるとうれしいです。第2章は、第1章より全力でがんばって、あらためて気を引き締めてがんばっていきたいと思いました。

西:1年目はデビューシングルから1STアルバム出させていただいて、かつアリーナツアーもやらせていただいて、年明けまであるんですけど、そこまでをいったん区切りというか、節目というか、僕は思っていて。その1年でけっこう感じることがあって、もちろん楽しい思いもあったけど、悔しいとかそういう思いとかもすごい感じたので、いい意味で、それこそたじ(田島)が言ってくれたように、1回ブチ壊して、また新しく作りあげるくらいの、また新しい一面を見せれたらなっていうか。もっともっと一丸となって、INIもそうですけど、最近ツアー練習やって思ったのは、僕たちだけでできてないんで、スタッフさん全員を巻き込んで、巻き込み型のINIみたいな…。すみません、最近ルンバ買ったから(笑)

一同:爆笑

西:みんなで盛り上げていきたいなっていうのを、最近強く感じました。ワールドカップも観て、影響されました。そういうのって結果にも出ると思うし、いいチームになれたらいいと思います。そんなチームを目指したいです。

西洸人

舞台から降りる直前まで、メディアに「ありがとうございました!」と頭を下げてあいさつしたINI。デビューから1年が経過し、あっという間にスターへの階段を駆け上がっていく彼らだが、周囲に対する真摯な対応や優しさは一切変わっていない。そんなメンバーたちの姿を見て、あらためてINIというグループの計り知れない魅力を感じ、これからも応援していきたいと強く思った。

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