LE SSERAFIMの今回のカムバック活動が、まさに「ANTIFRAGILE」な状況だと話題になっている。次々に襲い掛かる試練に果敢に挑む彼女たちに応援の声が相次いでいる。
LE SSERAFIMは10月17日に2ndミニアルバム「ANTIFRAGILE」をリリースし、デビュー以来初となるカムバックを果たした。「ANTIFRAGILE」には、試練に直面するほど強くなるというという意味が込められており、曲中の歌詞では、経験豊富で苦労も多かったメンバーたちの、これまでの人生に関する言及がされている。強く堂々としたありのままの姿を見せるというLE SSERAFIMのコンセプトによく合った楽曲は、大きな反響を呼んだ。
LE SSERAFIM (르세라핌) ‘ANTIFRAGILE’ OFFICIAL M/V
しかし、そんな「ANTIFRAGILE」の活動は、文字通り試練の連続だった。カムバック直前にはメンバーのウンチェが新型コロナウイルスに感染。予定されていた授賞式のスケジュールではメンバーが4人で参加し、パフォーマンスを行った。
そして迎えたカムバック2日後の10月19日には、チェウォンとユンジンが交通事故に遭うというまさかの事態に見舞われた。幸い大きなけがはなかったものの、カムバック直後の重要な期間に、2つの音楽番組への出演を見合わせることになってしまった。
事故に遭った2人が復帰した頃、韓国・梨泰院で痛ましい悲惨な事故が発生。国家全体での追悼期間が設けられ、芸能人たちは活動を自粛。当然、LE SSERAFIMのカムバック活動も全面的に一時中断されることになった。
そして約1週間の国家追悼期間が明ける直前、今度はユンジンが新型コロナウイルスに感染。隔離が解除されるまで、再び4人体制で活動することを余儀なくされている。
6日、音楽番組「人気歌謡」に出演したLE SSERAFIMは、4人での「ANTIFRAGILE」を初披露。短い準備期間にもかかわらず、見事にユンジンのパートをカバーし、ポジショニングも再編成。クオリティの高いパフォーマンスを披露し、ファンを驚かせた。一方で、華々しいビジュアルを誇り歌唱力も高いユンジンの空白の大きさを痛感したという声も多く見受けられた。
ユンジンのパートを歌うカズハ
— @elsserafim (@lesserafi_m) November 6, 2022
初めてのカムバックにもかかわらず、こんなにも多くの試練が降りかかったLE SSERAFIM。予期せぬ事態の連続にファンからは心配の声が上がったが、「ANTIFRAGILE」の成績は好調、メンバーたちも熱心に活動に取り組む様子を見せた。
「試練に直面するほど強くなる」LE SSERAFIM。ますますその強さを増す彼女たちに、激励と称賛の声が相次いでいる。
