LE SSERAFIM サクラ(宮脇咲良)が、2人の父親への思いを語った。
10月24日に公開されたWeverse Magazineの単独インタビューに答えたサクラは、インタビューを通して彼女のアイドルとしての目標や意識の高さ、家族について等、今まで語られてこなかった深い心の内を明かした。
▼サクラ
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その中でも特にファンの注目を集めたのは、彼女の「2人の父親」についての言及だった。
サクラは以前、バラエティ番組「知ってるお兄さん」で、1歳の頃に両親が離婚し、生き別れた父親の存在を明かしていた。顔も知らない実の父親が自身の握手会に訪れ、握手した瞬間それが父親であることを一瞬で感じ取った、という不思議なエピソードは、国内外で大きな話題を呼んだ。
そんな実の父親ともう一人、サクラには「今の父親」も存在するという。インタビューで彼女は、2人の父親に対する思いを明かした。
インタビュー中、「『アイドルも同じ人間で、悩みもあって、一生懸命生きているんだ』と身近な存在に感じられるアイドルになりたい」と語ったサクラ。それを聞いた記者が「JTBC『知ってるお兄さん』で実のお父さんに握手会で会ったことを話したのも、そういう気持ちの表れでしょうか」と尋ねると、サクラは父親の話を公開することになった背景を明かした。
「実は、そのことを特に秘密にしていたわけではなかったんです。「時が来たから公開しよう」という気持ちでもありませんでした。きっかけがなくてわざわざ言うことがなかっただけで、「不思議なことがあった」ぐらいで気軽に話したものなんです」
家庭環境について、隠すつもりは端からなかったというサクラ。しかし、このエピソードの公開以降、サクラに「かわいそうだ」と同情する声が相次いだという。
「あまりにも多くの方にそのことで気の毒に思われて、「言わなければよかったのかな?」とも思いました(笑)。その時、初めて「私はかわいそうな人なのかな」と感じたんです」
それまで自身の家庭環境について不自由を感じることなく、幸せに生きてきたというであるサクラ。これは、ある人物のおかげだったようだ。それは、彼女の「今の父」。そんな「今の父」への感謝を述べた。
「もちろん、実の父にも感謝していますが、今の父にとても感謝しています。私を実の娘のように育ててくれて、母以上に私のアイドル生活を情熱的に応援してくれました。それだけ幸せな人生を送ってきました」
最後に、「FEARNOT(LE SSERAFIMのファンの名称)の皆さんに心配しなくても大丈夫だということをぜひお伝えしたかったです」とメッセージを残し、温かい家族に支えられて幸せに過ごしてきたことを今一度強調した。
この告白に、ファンは驚き。自身の人生に誇りを持ち、センシティブな話題にも臆せず正直な姿を堂々と見せる彼女の勇敢さに、称賛の声が上がっている。