BTS(防弾少年団)、新プロジェクトが始動! 「Smeraldo Books」っていったい何?

BTS(防弾少年団) NEWS

韓国の大人気ヒップホップグループBTS(防弾少年団)が、先日、新しいツイッターアカウントを開設。新プロジェクトが動き出したようだ。

1月6日(日)、BTSの新しいツイッターアカウント「@Smeraldo_Books」が開設された。

この「@Smeraldo_Books」とは、「バンタン・ユニバース」の一部のようだ。

では「バンタン・ユニバース」とは何か?

「バンタン・ユニバース」はBTS(防弾少年団)が所属する事務所BigHitエンターテインメントによって創られた、もう一つの世界で、BTSのメンバーたちからインスパイアされているという。BTSのメンバーそれぞれがキャラクターとして登場するストーリーシリーズだ。

BTSのメンバーは本名で登場するが、ストーリーは、現実とはまったく異なるフィクションだ。ミュージックビデオに加えて、短編映画、短編小説、ポスター、アルバムノートなどで描かれる。今回、登場した「Smeraldo Books」は、このバンタン・ユニバースを拡大するプロジェクトのようだ。

「Smeraldo Books」

ツイッターアカウントは次のように説明している。

「『Smeraldo Books』は、『伝えられなかった真実』という花言葉を持つ花スメラルドから名づけられました。スメラルド・ブックスによって作られた本を通して、真実を届けることができるように最善を尽くします」と説明している。

ちなみにスメラルドは、実在しない架空の花で、バンタン・ユニバースでのみ存在する花のようだ。この花は、2013年6月12日、BTSのデビューと同時に発見されたと設定されている。

BTS(防弾少年団)のメンバーが演じる謎のキャラクター

また同アカウントでは、BTSの演じるキャラクターごとに、メッセージやビデオが公開されている。そのビデオは、かなりミステリアスで、「Love Yourself」のアルバムにある「花様年華」の抜粋のようになっている。おそらく、これらの抜粋は、バンタン・ユニバースのこれからのストーリー、またBTSの次のカムバックのヒントになっていると思われる。

ソクジン

ジンのキャラクター ソクジンは、「あらゆる失敗と過ちを正して、みんなを救えるだろうか。僕のこの問いかけの重みを推し量ることさえできなかった。SeokJin,、5月2日、2022年」と書かれた写真と共に、部屋のカーテンを開ける映像が投稿されている。

ユンギ

シュガのキャラクター ユンギは、車が猛スピードでシュガの隣を過ぎていく映像と共に、「車はぎりぎりのところで俺をかすめて通り過ぎた。酔いの中で俺は気を引き締めることができなかった。そのうち、ピアノの音がもう聞こえてこないことに気付いた。ユンギ、4月7日、2022年」というメッセージが投稿されている。

さらに1月13日、ユンギの別の映像が投稿された。「火のついたシーツは一瞬にして燃え上がった。この世で見る最後の風景、それは汚くてひっそりとした部屋、真っ赤な炎と揺らめく熱気、そしてジョングクの歪んだ顔だった。ユンギ、5月2日、2022年」というメッセージとともに、燃え上がる部屋のなかにいるユンギの映像が公開された。

ナムジュン

RMのキャラクター ナムジュンのメッセージは、少しミステリアスだ。

「ソクジン兄さんは依然として僕の視野の外から一歩も動かなかった。近づくことも話しかけることもしなかった。ナムジュン、4月11日、2022年」という言葉と一緒に、お金を拾い、ソクジンを動かず見つめる映像が投稿された。

ジョングク

ジョングクのティーザーもかなりミステリアスだ。

「電話の着信音が鳴ったのは、まさにその時だった。遠い夢から覚めたように一気に我に返った。携帯電話を取り出した。ユンギ兄さんだった。ジョングク、4月11日、2022年」という言葉と共に、ジョングクが建物の屋上で、微笑みを見せる映像が投稿された。

ホソク

J-Hopeのキャラクター ホソクのティザーは、他のキャラクターと違い、未来のような映像ではなく、過去を映したような映像になっている。

「母は僕にチョコバーを出して言った。『ホソク、これから10まで数えて目を開けるのよ。ホソク、7月23日、2010年」

また、1月14日に別のメッセージが投稿された。「ナルコプシーは場所を選ばなかった。そんなふうに倒れた日は母の夢を見た。いつもと同じような内容だったが、母とバスに乗ってどこかにいく夢だった。ホソク、5月10日、2022年」という言葉と共に、道端で倒れてしまうホソクの映像が投稿された。

ジミン

ジミンのティザーは、他のメンバー同様に未来を表しているようだ。

「今日、僕は初めて嘘をついた。医者の目を見ながら、落ち込んでいるふりをして言った。『何も覚えていません』。ジミン、9月28日、2020年」この言葉の通りに、ジミンは病院のような場所で検査を受けている映像が添付されている。

テヒョン

順番にメンバーの映像が公開されていく中で、最後に公開されたのは、V(テヒョン)の映像だ。

「父ではなく、いっそのこと俺自身を殺したかった。そうすることさえできたら、今すぐにでも死んでしまいたかった。テヒョン、5月20日、2022年」といメッセージと共に、部屋で座り込んでいる映像が投稿されている。

予告

不思議な映像や、メッセージが次々と公開され、BTSや「Smeraldo Books」から目が離せないというファンも多いだろう。たしかに「Smeraldo Books」はミステリアスな部分は多いが、BTSが、ファンに多くの思考、愛、最高のコンテンツを与えるために情熱を注ぎこんでいることが伝わってくる。

1月14日、「Smeraldo Books」のアカウントは、BTSのメンバーとみられる7人の人影と「COMING SOON」と書かれたポスターを投稿。マンガやウェブトゥーンのような、デザインになっている。いったい何が「COMING SOON(もうすぐ来る)」なのか、ファンは気になって仕方がないようだ。

結局「Smerald Books」から何が埋まれるのか?

以上、見てきたように「Smerald Books」の世界観はミステリアスで謎に満ちている。いったいこのプロジェクトの行きつく先はどこなのだろうか?

ファンの中には、これらの情報から、バンタン・ユニバースをテーマにした本がこれから発売されるのではと推測している人もいるようだ。また別のファンはここからBTS(防弾少年団)のカムバックにつながっていくのでは、と予想している人もいる。

今後も「Smerald Books」の動向に注目だ。

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