BTS(防弾少年団)、ワールドツアーの収入が45億円を超える

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現在、ワールドツアーを実施中のBTS(防弾少年団)だが、このツアーの収益が約45億円を超えているようだ。

K-POPデータを分析する台湾の会社「Yuanta Securities」によると、韓国の大人気ヒップホップグループBTS(防弾少年団)は、ワールドツアーで4000万ドル(約45億2400万円)を稼いでいるという。BTSのコンサートチケットの平均値段は、130ドル(約14,000円)だ。しかし、超レアなチケットのため、転売目的で購入されることもあり、一枚3万円以上で取引されることもあるようだ。

北アメリカツアーや、ヨーロッパツアーでの公演の成功は、多くの利益を生んだという。同社の関係者は、「K-POPスターにとって北アメリカツアーを成功させるのは、難しいことで簡単に続けることができるものではない」と語る。

また、日本を含め、北アメリカやヨーロッパは、市場が大きく、成功すると、大きな利益が期待されるという。日本で成功をするK-POPアーティストは多いが、北アメリカやヨーロッパで活躍するアーティストは少ないと話している。

BTS以外では、BIGBANGのG-Dragonが2017年に開催したツアー「Act III: M.O.T.T.E World Tour’ by Live Nation」が唯一、K-POPアーティストとして北アメリカを成功した例だという。同ツアーは、全8公演が開催され、チケットセールスのみで790万ドル(約8億9000万ドル)を売り上げた。

関係者によると、BTSは北アメリカツアーで31万枚のチケットを売り上げており、これはアメリカの人気歌手
ブルーノ・マーズや、パール・ジャムに並ぶ数だ。しかし、ブルーノ・マーズのチケット平均価格は198ドル(約22,000円)なのに対し、BTSのチケットは再販時の平均は、318ドル(約3万5千円)だという。

2018年7月~9月末までに、BTSの所属事務所BigHitエンターテインメントは、1億2000万ドル(約135億6000万円)の収入と、3200万ドル(約36億1800万円)を得ている。2017年全体では、8250万ドル(約93億2800万円)の収入と、2900万ドル(約32億7900万円)の利益を得た。2018年は、9月末の時点で前年をはるかに上回る利益を得ているようだ。

BTSは、現在もワールドツアーの真っ最中で1月から4月にかけてアジアツアーを開催する。年明け2019年1月12日~13日の名古屋、19日にシンガーポール、2月16日~17日に福岡、3月20日~24日に香港、4月にタイ・バンコクを周る。

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