BTS ジン、ビルボード1位を獲得後 燃え尽きていた・・・精神的に辛くなりカウンセリングまで受けていたことを告白! 表舞台での顔に隠された本当の気持ちを新曲「Abyss」のなかで語る

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BTS ジン

BTS(防弾少年団)の最年長メンバー ジン(キム・ソクジン)は、12月3日、メンバーの公式ツイッターを通じて新曲「Abyss」を発表。12月4日の自身の誕生日に合わせて、ファンに伝えたかったという自身の赤裸々な気持ちをつづったメッセージを公開した。

【音源】Abyss by Jin of BTS

手紙の中でジンは、まず音楽を通じて自分の悲しい気持ちを表現することについて語った。※ジンの言葉は意訳です。

「こんにちは、ジンです。少し前に、僕は記者会見の中でこう話しました。

“僕はファンのみなさんには僕の悲しい気持ちを共有せず、いいことだけを見せたい。でも音楽となると少し違います。自分の行動としては共有したくないが、音楽としては見せてもいいと思います”」(ジン)

そしてジンは、アメリカのビルボードのシングルチャートで1位を取ったときに感じたという、本当の気持ちを明かした。

「正直に言うと、最近、僕は大きなバーンアウト経験をしました。自分のことを考えたかったからと思います。ビルボードの「HOT 100」で1位を獲得し、すごくたくさんの方から祝福してもらいました。けれど、僕はこんなに称賛されていいのかと思いました。僕よりも音楽を愛している人がいるのに」

※バーンアウトとは、精力的に仕事に打ち込んでいた人が燃え尽きてしまったかのように、仕事への情熱や意欲を失ってしまう状態のこと。

そこでジンは、BTSのプロデューサーであるパンPDに相談し、その気持ちを歌にすることを提案されたという。

「深く考えると、とても辛くなって、すべてを手放したいと思いました。そして、僕はカウンセリングを受けながら、いつも通りの日常を過ごしていました。これをパンPDに話した時、彼にその気持ちを歌にしてみたらどうか、と言われました」

しかし、ジンは自信が持てず上手くできる気がしない、と答えた。それでもパンPDはジンを信じ、背中を押してくれたそうだ。

「僕は上手く作れる自信もないし、いいものが出来なかったらなかったらどうしようと感じ、作るべきではないと答えました。しかし、パンPDは“そんなことは重要ではない。でも、君はやるとなったら上手くできる。君に合った人(作曲家)を探してあげる”と言ってくれました」

そうしてジンは、一緒に「Abyss」を制作した作曲家に会った。彼はとても明るい人で、ジンの不安な気持ちをかき消すよう献身的にジンを支えながら作業を進め、次第にジンは元気を取り戻したという。

「そうやって作曲家のゲ・ボムジュさんに会って、今の僕の感情など、色々なことについて話しました。彼はとてもポジティブな方で、“不安についてたくさん書いてみよう、上手くできなかったら、また新しくやればいい”と明るいエネルギーでまた僕を“明るいジン”にしてくれました」

そしてジンは、この時に感じていた不安や困惑した気持ちを新曲「Abyss」に込めたという。

「たくさん話をして、その場で僕の感情を表現したトラックを作ってくれました。もう一度、ゲ・ボムジュさんに感謝の気持ちを伝えたいです」

「誕生日には合わない、少し憂うつな曲ですが、誕生日に出さないと曖昧になると思ったので、今日『Abyss』を公開することになりました。ARMYのみなさん、足りない点があっても、楽しんでくださいね。

P.S.サビの歌詞を書いてくれた僕たちのリーダーありがとうございます」(ジン)

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