BTS（防弾少年団）ら、K-POPアーティストも入隊を30歳まで延期することが可能になるとして注目を集めている、兵役改定案が可決された。
12月1日、韓国の国会本会議が開かれ、在席議員268人中、253人が賛成し、兵役改定案が議決された。改定案は、軍徴収・招集を延期することができる対象に、K-POPアーティストなどを含む大衆文化芸能分野の優秀者を含むというもの。文化体育観光部長官の推薦を受け、国のイメージを高めることに大きく貢献したと判断されたアーティストは、30歳まで入隊を延長することができるようになる。
現在、今後の活動について多くの関心が寄せられているBTS（防弾少年団）の最年長メンバー ジンも、もし文化体育観光部長官からの推薦を受けることができれば、兵役の延期が可能になるということだ。
BTSは2018年に、韓国文化の普及に貢献したことが認められ「2018 韓国 大衆文化芸術賞」花冠文化勲章を受章。2020年8月に米ビルボードで韓国人アーティストとして史上初のシングルチャート1位を獲得。12月には韓国語で歌唱された楽曲として、初めてシングルチャートで1位を獲得するなど、比類なき功績をあげてきた。
これまでのBTSの活躍ぶりを考慮すると、BTSは入隊を延期できる対象になる可能性が高いと考えられている。
