現在苦境に立たされている韓国の大手芸能事務所YGエンターテインメントだが、同事務所所属の人気K-POPガールズグループ BLACKPINKのコンサート収入だけでは、事務所再建とまではいかないようだ。
近頃、所属タレントや事務所代表のスキャンダルが次々に発覚し、かつてないほどの大ピンチを迎えているYGエンターテインメント。その最中、BLACKPINKはワールドツアー「In Your Area」を実施。観客動員数は30万人を突破し、K-POPガールズグループではもっとも成功したツアーとなった。
人気の高さを証明したBLACKPINKだが、彼女たちのワールドツアーの売上だけでは、YGエンターテインメントの減収をカバーするには不十分だという。海外コンサートの売上が事務所にとって主要な収入源の一つであることには間違いないが、どうやら期待するほど大きな売上ではなかったようだ。
なお、YGエンターテインメントの今年上半期のコンサート収益は150億ウォン（約14億円）ほど。その一方、株価の下落や税務調査、裁判所の判決などで、すでに6000万ドル（約65億円）の損失が予想されている。“YGクライシス”はどうやら当分続きそうだ。
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