韓国の人気オーディション番組「PRODUCE X 101」の脱落者9人で構成され、デビューが期待されていた仮想グループ「BY9」のデビューが当面、実現しない見込みであることが明らかになった。韓国メディアのSPOTVNEWSが8月14日、複数の関係者の証言として明らかにした。
BY9（バイナイン）は、「Be Your Nine」という意味のネーミングで、同オーディション番組で惜しくもデビューは逃すも、人気のあったイ・ジニョク、ク・ジョンモ、クム・ドンヒョン、ファン・ユンソン、ソン・ユビン、キム・ミンギュ、イ・セジン、ハム・ウォンジン、トニーら、9人のメンバーで構成されるグループ。番組放送時から人気が高かったメンバーが揃っていることもあり、ファンは彼らのデビューに向けて応援。デビュー支援金として1億ウォンの寄付金を集め、さらにニューヨークのタイムズスクエアに「BY9」の応援広告を出現させるなど、熱烈な応援を続けている。
また、メンバーのキム・ミンギュが所属するJellyfishエンターテインメントは、BY9のマネジメントを担当する意向を示すなど、デビューの準備は整ったかと思われたが、今回、BY9のデビューは実現しないという報道を受け、ファンは落胆の色を隠せないようだ。
いったいなぜ、これほどまでに人気のあったBY9のデビューは実現しなかったのだろうか？
今回の報道について、音楽関係者は次のように語っている、
「メンバーの人数が多い分、それぞれの事務所の意見を一つにまとめるのは、簡単ではない。BY9の活動に関するは打合せはこれまでにあったが、まだ意見がまとまっていない。」
実際、各事務所の練習生たちは、「PRODUCE X 101」終了後、すぐに新たなプロジェクトに取り掛かっていたため、歩調を合わせるのが難しかったようだ。しかし、中にはデビューに対して意欲的な事務所もあったようだ。
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