世界的DJ スティーヴ・アオキ、BTS(防弾少年団)を大絶賛「何より重要なのは、彼らが7人のアジア人であるということ」世界を知った彼が語るBTSの素晴らしさとは?

(左)BTS(防弾少年団)(右)スティーヴ・アオキ NEWS
(左)BTS(防弾少年団)(右)スティーヴ・アオキ

世界的なEDM DJであり、プロデューサーのスティーヴ・アオキがBTS(防弾少年団)を大絶賛。彼だからこそ感じることができるBTS(防弾少年団)の素晴らしさを語った。

スティーヴ・アオキは、これまでに3回BTS(防弾少年団)と共に音楽制作をしている。始まりは、BTS(防弾少年団)が2017年11月に公開した「MIC Drop」のリミックスバージョン。ビルボードのメインシングルチャートである「HOT100」に10週連続でランクインし、YouTubeでのMV再生回数はなんと5億回を突破した。昨年8月にはBTS(防弾少年団)のアルバム「LOVE YOURSELF 結 Answer」の収録曲「전하지 못한 진심(伝えられなかった本音)」で再びタッグを組み、その後の同年10月、アオキの新曲「(Waste It On Me」にBTS(防弾少年団)がフィーチャリングした。

こうした共同作業を経て、アオキはBTS(防弾少年団)について「私は絶対的に彼らを愛する」と語った。

「まず、アジア人が北米の音楽界に進出することは、本当にとても難しいことです。でも彼らは、そして私たちはそれをやり遂げました。私は絶対的に彼らを愛していますBTSは“すごい”というのを超えて、彼らの音楽は信じられないほどすごいです。声にも驚きます。そして、彼らは美しいです。彼らの成功を応援しているし、より大きなことを成し遂げられるよう願っています」

アオキは日系アメリカ人であり、インタビューなどでもたびたび、偉業を成し遂げて新たな道を開拓したアジア系の人々に尊敬の心を表明している。以前にも、そんな素晴らしい開拓者の一人としてBTS(防弾少年団)の名前を挙げ、こう発言した。

「BTSは、アメリカのポップカルチャー界に進出した途端、疑う余地もないほどの爪痕を残しました。韓国出身の彼らは、音楽・ダンス・カリスマ性あふれる独特な個性で、世界中を熱狂させています。僕は彼らを、素晴らしいミュージシャン、そしてアーティストだというだけでなく、音楽によってアジア系の人々の声を代弁することで、他の多くのアジア系の人々のために扉を開いてくれた、そんな存在だと考えています

実際にBTS(防弾少年団)と仕事をし、彼らの人柄や音楽に対する誠実さを知ったうえで、彼らの前例のない偉業をこのように褒めたたえたアオキ。その言葉には、アジア人が世界で活躍することの難しさを知っている彼が発言するからこその重みがある。伝説を作り続けるBTS(防弾少年団)が世界を熱狂させるのは、音楽的な力はもちろん、活躍する彼らの姿そのものが世界中の人々の背中を押しているからだろう。

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