CRAVITY、初の単独コンサート「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR ‘MASTERPIECE’ IN JAPAN」完走! 日本デビュー曲「Groovy -Japanese ver.-」を初パフォーマンスでファンと一体に【ライブレポート】

「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR 'MASTERPIECE' IN JAPAN」 撮影/田中聖太郎 NEWS
「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR 'MASTERPIECE' IN JAPAN」 撮影/田中聖太郎

7月5日にJAPAN Debut Single「Groovy -Japanese ver.-」で日本デビューする韓国9人組ボーイズグループ・CRAVITY(よみ:クレビティ)。5月から韓国・ソウルを皮切りにスタートし、初単独コンサートとなった「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR ‘MASTERPIECE’」の日本公演が、6月2日(金)・3日(土)にグランキューブ大阪 メインホールで、6月6日(火)、7日(水)にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催された。日本デビュー前にしてすでに人気の高さが伺える公演となった日本ファイナル公演のライブレポートをお届けする。

CRAVITY(クレビティ)が、初のワールドツアーの日本公演「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR ‘MASTERPIECE’ IN JAPAN」を開催。6月2~3日のグランキューブ大阪2公演を経て、6月6~7日のパシフィコ横浜2公演の全4公演を完走した。7月5日に日本デビューを飾る「Groovy -Japanese ver.-」の日本初パフォーマンスなど、アンコールを含めて全20曲、約2時間40分の幸せな時間を過ごした。

撮影/田中聖太郎

CRAVITYは、SERIM(セリム)、ALLEN(アレン)、JUNGMO(ジョンモ)、WOOBIN(ウビン)、WONJIN(ウォンジン)、MINHEE(ミニ)、HYEONGJUN(ヒョンジュン)、TAEYOUNG(テヨン)、SEONGMIN(ソンミン)からなる韓国の9人組ボーイズグループ。2020年、アルバム「CRAVITY SEASON1.[HIDEOUT:REMEMBER WHO WE ARE]」でデビューし、その年の新人賞を多数受賞したスーパーポップアイドル。7月5日には、韓国最新活動曲の日本語バージョンとなるシングル「Groovy -Japanese ver.-」で日本デビューを飾る。本公演は、5月13日と14日のソウル公演を皮切りに、日本、アメリカ、台北、香港、マニラ、バンコクなどを回る初のワールドツアーの日本公演で、昨年から日本で公演を重ねてきた彼らにとっては、日本で初の歓声が聞けるツアーとなった。本稿では、6月7日のパシフィコ横浜最終公演の模様をレポートする。

韓国で3月にリリースされた5thミニアルバム『MASTER:PIECE』を中心に構成されたセットリストは、このアルバムに収録されている「Get Lifted」、「Baddie」で幕開け。「My Turn」までの3曲は、インパクトの強い曲をハードなロックアレンジに変えてアグレッシブさを増し、エネルギーを爆発させたようなパフォーマンスに冒頭から圧倒された。5曲目の「VENI VIDI VICI」のダンスブレイクは、普段はミニとテヨンが踊るが、このワールドツアーでは全員バージョンに変わった。このように、楽曲のアレンジだけでなく、パフォーマンスもアップグレードされているのが見て取れた。

撮影/田中聖太郎

中盤は序盤のハードさとは対照的な、カラフルでキュートなステージを展開。「Give me your love」と「좋아하나봐」は、甘くエモーショナルなアレンジで、振付けなしで会場中に手を振りながらファンとの交感を楽しんだ。「좋아하나봐」のサビは、「好きなんだ」と日本語に替えて歌ってくれた。歌い終わると、ウビンが「ソンミンくんの“好きなんだ”パートが好き。歌って!」とねだると、ソンミンが実演。「元々はジョンモくんのパートだよね」と言われて、ジョンモも実演。ミニに「ウビンくんを見ながら歌ってた」と指摘されると、「ウビン、大好き!」とジョンモはウビンに抱きついた。

MCコーナーでは、YouTubeで米津玄師の「Lemon」をカバーしたウォンジンとヒョンジュンの2人が、アカペラで同曲を歌うと、ウォンジンが「ミニが会議室でこっそりこの曲を練習していた」と明かし、ミニもサビをアカペラで披露した。

パーティーチューンにアレンジされた「FLY」は、オープニングで「LUVITYの皆さん、機長のアレンです。横浜で楽しむ準備ができたら声出して行こう!」と、曲にちなんだ機内アナウンスで勢いを付けてスタート。「Cloud 9」は遊びを取り入れたダンスで、かわいらしく。さらに会場のファンと「遊ぼう、PARTY ROCK!」と声を合わせて始まった「PARTY ROCK」では、ファンのコールの声がひと際大きく響いたが、ファンもこれまでの発声が規制されていたうっぷんを晴らすように、大きな声援と曲に合わせたコールでCRAVITYを盛り上げ、K-POPらしいライブを全身全霊で楽しんだ。

撮影/田中聖太郎

CRAVITYでは、ラップを担当するセリムとアレンがラップ詞を自ら書き、メインボーカルのウビンは、楽曲制作を手掛けている。自作の「Colorful」を歌い、その内容についてきかれたウビンは、「たいくつな日々に色をつけてくれるのは……、あなた!」とカッコをつけて笑いを集める。作者として好きなパートをきかれると、「その時で変わるけれど、今回のツアーではソンミン!」と指名されたソンミンは、かわいいポーズで喜びを表現した。

応援コールを練習して臨んだ「JUMPER」では、ファンの大きな声が9人を盛り上げ、その情熱にアレンも「皆さんのエナジーがハンパなかった!」と絶賛。そして、「そろそろラストです」というテヨンのコメントに会場から大きな「えーー」という悲しみの声が上ったが、ヒョンジュンが「いいお知らせがあります。僕たちが7月5日に、日本デビューします!」と告げると、歓喜の声に変わり、ウォンジンが「日本デビューシングル「Groovy -Japanese ver.-」をリリースすることになりました! Japanese ver.、気になりますよね?「Groovy -Japanese ver.-」を準備しましたので、寂しい気持ちをこれで収めてください。最後の曲なので、思い切り楽しんで!」とファンを鼓舞。ファンの「Groovy!」という声を受けて「Groovy -Japanese ver.-」をスタートさせると、この日一番大きなファンコールが日本デビュー曲を彩った。

アンコールの「A to Z」では、メンバーたちが客席から登場するというサプライズプレゼントにファンも大興奮。これまで叶わなかったファンとの近くでのコミュニケーションを歌いながら存分に楽むと、最後をウビンの自作曲「Light the way」で締め、大きな声で「2023年6月7日、僕たちの時間を覚えていて!」と9人で叫び、日本公演の幕を閉じた。

撮影/田中聖太郎

メンバーたちの、最後の挨拶は以下の通り。

ジョンモ
今日はつたないけれど、日本語で感想を準備しました。(以下、日本語で)ワールドツアーの日本公演は今日で最後ですが、とても楽しくて大切な思い出ができました。今回は掛け声もきけたし、客席にも行けて、新しいことがたくさんできてよかったです。LUVITY(CRAVITYのファンの呼称)の声はとてもキレイです。聞いていると気分がよくなり、幸せになります。LUVITYが僕を幸せにしてくれるように、僕もLUVITYを幸せにしてあげたいです。そのために努力するジョンモになりますから、これからも楽しみにしていてください。本当に幸せです。ありがとうございます!

ウビン
今日の公演をもって、日本での初ワールドツアーが終わります。日本にくるたびに皆さんから良いエネルギーをもらって帰ることができます。いつもありがたく思っています。僕たちが一生懸命準備してきたステージを、最後まで思い切り楽しんでくださってありがとうございます。いつも皆さんが僕を幸せにしてくれる分、僕たちもこれから、皆さんをたっぷり愛したいと思います。これからもたびたび会いましょうね。7月にまた、会えますよね? 僕たちまた日本に来ます! 4回の公演の間、素敵な思い出を作ってくれて、ありがとうございます。今日も、愛してます! ありがとうございます!

ウォンジン
(日本語で)すべてが皆さんのおかげです。僕がこんなに幸せで、明日を楽しみにできるのも、すべて皆さんのおかげです。僕が今、見ているLUVITYを忘れずに、これからも頑張るので、いつも僕のそばにいてください。ありがとうございます。

ソンミン
(日本語で)今日の公演も皆さんが一生懸命に応援してくださって、頑張れました。ありがとうございます。いつも遠くから応援してくれるLUVITYのおかげで、僕も疲れないで前に進むことができたと思います。僕は、皆さんが僕たちを待つことに疲れるんじゃないかと心配になります。今日、僕たちの前で情熱的な姿を見せてくださり、そんな心配が消えました。今日は本当に感動して、良い力をもらって、残りのワールドツアーも上手くできそうです。これからの活動でも幸せな時間をたくさん作って、皆さんを幸せにしてあげたいです。本当に愛してます。健康に気を付けて、いつも元気でいてください。

ヒョンジュン
横浜での最終日、本当に幸せでした。LUVITYに言いたいことがあって、僕も準備をしてきました。(以下、日本語で)いつも日本に来ると、幸せで良い思い出を作ってくださるLUVITYに僕の気持ちが少しでも伝わるようにと思って、準備してみました。たくさんの人の前でステージに立つことができて、本当に幸せです。見守ってくださって、本当にありがとうございます。この気持ちはいつまでも変わらないと思います。「愛する人と一緒に年を重ねていけたらどんな感じかな?」と考えたことがあります。それがLUVITYであれば、本当に嬉しいです。今も、これからも愛しています。ずっと一緒にいてくれますよね? 本当にありがとうございます。愛してるよ!

アレン
(日本語で)LUVITYの皆さん、今日も公演を見に来て、一生懸命応援してくれて、ありがとうございました。ライブビューイングで見てくれているLUVITYも、ありがとうございます。横浜で今回の「’MASTERPIECE’ IN JAPAN」は幕を閉じますが、もうすぐCRAVITYが日本でデビューをするし、これから一緒に過ごせる日もたくさんあるので、あまり寂しがらないでください。もちろん、僕もとても寂しいです。今回の日本ツアーで皆さんと一緒に、美しい瞬間をたくさん作れたので、嬉しいです。これからの事を楽しみにして、毎日幸せに過ごせそうです。そうしているうちに、また会えると思います。また会うその日まで、元気で幸せでいてください。LUVITYの皆さん、幸せにしてくださって本当にありがとうございます。愛してるよ、またね!

セリム
(日本語で)LUVITY、今日も下手ですが、日本語で感想を言いたいと思います。今日で「MASTERPIECE」日本公演が終わります。4回の公演全部、とても幸せで楽しかったです。横浜での2日間、とても幸せで、LUVITYと一緒に過ごした時間が本当に夢みたいです。この時間が終わらないといいなと思います。いつもこうして、最後の時間になるととても残念で、もう会いたい気持ちになります。僕たちこれから、たくさん会いましょうね。遠くにいても、いつも僕たちはLUVITYのすぐそばにいることを忘れないでください。今日もいい思い出を作ってくださって、ありがとうございます。LUVITYのいないセリムは想像もできません。今日も改めてそう感じさせてくださって、ありがとうございます。LUVITY、大好き!

テヨン
4回の公演に来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。CRAVITYが日本に来て、こうやって駆けつけてくださって、大きな声で応援して、思い切り楽しんでくださいました。そのおかげで僕たちはとても幸せで、良い経験をさせていただきました。日本にすごくたくさん来たわけじゃないのに、CRAVITYを思い切り愛してくださり、惜しみなく応援をしてくださって、本当にいつも感謝しています。そしてこの気持ちにどうやって応えればいいのだろうといつも考えています。これからもっと素敵でカッコいいステージで戻ってきたいと思います。その時まで待っていてくれますよね? 僕たちは、「Groovy -Japanese ver.-」で日本デビューする時に戻ってきます。その時まで、元気でいて、しっかりご飯を食べて下さいね。約束! 本当にすきやねん!

ミニ
4回公演を行いましたが、日本で初めて皆さんの歓声でいっぱいになったステージをすることができました。僕たちLUVITYがこんなに応援が上手だって知りませんでした。僕たちもいつも日本のLUVITYに会いたいと思っていましたが、皆さんもどれほど大きな歓声を上げたかっただろうと思いました。本当にありがとうございました。いつも僕の心の中にLUVITYがいますが、今日ステージをしながら聞こえた皆さん応援の声は、一生忘れないと思います。僕たちのために平日に来てくださって、遠くから足を運んでくださって、改めて感謝します。LUVITYのために日本デビューシングル「Groovy -Japanese ver.-」を準備していますので、その時にまた会いましょう!

取材・文/坂本ゆかり

LIVE情報

「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR ‘MASTERPIECE’ IN JAPAN」
2023年6月2日(金) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール 17:30開場 / 18:30開演
2023年6月3日(土) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール 16:00開場 / 17:00開演
2023月6月6日(火) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール 17:30開場 / 18:30開演
2023年6月7日(水) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール 17:30開場 / 18:30開演

▼「2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR ‘MASTERPIECE’ IN JAPAN」
https://cravity-official.jp/mob/news/newsShw.php?site=LUVITY&ima=1015&cd=OF10055

リリース情報

2023年7月5日(水)リリース
JAPAN Debut Single「Groovy -Japanese ver.-」

【CD収録内容】※全形態共通
1. Groovy -Japanese ver.-
2. I Can’t Fight The Feeling ※日本オリジナル楽曲

【DVD収録内容】
1. Groovy -Japanese ver.- (Music Video)
2. Groovy -Japanese ver.- (MV Making Movie)

商品形態
▼初回限定盤(CD+DVD):VIZL-2202/2,420円(税込)
・トレーディングカード「セルフィーソロver.」(9種のうち、ランダム1種)
・6面折ブックレット/スリーブケース
・7月16日(日)開催「個別ハイタッチ参加券」封入(メンバー9人は、ランダム1名指定になります。)

▼通常盤(CDのみ):VICL-37694/1,650円(税込)
・トレーディングカード「セルフィー3ショットver.」(6種のうち、ランダム1種)
・8Pブックレット
・7月16日(日)開催「個別ハイタッチ参加券」封入(メンバー9人は、ランダム1名指定になります。)

▼初回生産限定ファンクラブ盤(通常盤仕様/CDのみ):NCS-3025/1,650円(税込)
・トレーディングカード「セルフィー3ショットver.」(6種のうち、ランダム1種)
・8Pブックレット
・FC特典:アナザーソロジャケット(9種のうち、ランダム1種)
・7月16日(日)開催「個別ハイタッチ参加券」封入(メンバー9人は、ランダム1名指定になります。)
※CRAVITY JAPAN OFFICIAL FANCLUB「LUVITY JAPAN」の会員登録が必要となります。
※「LUVITY JAPAN(無料会員コース)会員」 の方はご購入いただけませんので予めご了承ください。

▼VICTOR ONLINE STORE限定セット・初回限定盤+「ホログラムトレカ」/2,530円(税込)
・初回限定盤(VIZL-2202)に「ホログラムトレカ」がセットの商品です。

▼VICTOR ONLINE STORE限定セット・通常盤+「ホログラムトレカ」/1,760円(税込)
・通常盤(VICL-37694)に「ホログラムトレカ」がセットの商品です。

楽曲配信情報

JAPAN Debut Single「Groovy -Japanese ver.-」は主要ストリーミングサービス・ダウンロードサイトにて7月5日(水)より配信予定。
※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、Spotify、YouTube Music、LINE MUSIC、Amazon Music、Deezer、AWA、Rakuten Music、KKBOX、TOWER RECORDS MUSIC

発売記念イベント

▼7月16日(日)開催CD封入特典「発売記念イベント”メンバー個別ハイタッチ会”」

対象商品には個別ハイタッチ参加券が封入。本イベントの開催時間や参加方法などの詳細は後日発表となる。
なお、個別ハイタッチ参加券は各商品形態の初回プレス分のみとなるため、お早めのご予約・ご購入を推奨いたします。

<対象商品>
2023年7月5日(水)リリース
JAPAN Debut Single「Groovy -Japanese ver.-」
・初回限定盤(VIZL-2202)
・通常盤(VICL-37694)
・ファンクラブ限定盤(NCS-3025)
・VICTOR ONLINE STORE限定・初回限定盤(VIZL-2202)+ホログラムトレカ
・VICTOR ONLINE STORE限定・通常盤(VICL-37694)+ホログラムトレカ

<開催日・会場・内容>
開催日:2023年7月16日(日)
会 場:幕張メッセ 国際展示場
内 容:メンバー個別ハイタッチ会

※開催時間や参加方法などの詳細は後日発表いたします。

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