“セクシー”の勝利!「BOYS PLANET」、激烈アーティストバトルがついに決着! ランキング上位のメンバーが集まった“アベンジャーズチーム”を押さえて1位に輝いたのはあのグループ

(左)ハン・ユジン(右)ジャン・ハオ NEWS
(左)ハン・ユジン(右)ジャン・ハオ

話題のオーディション番組「BOYS PLANET」の第10話が放送された。今回は第9話に続き、「アーティストバトル」の後半戦が繰り広げられている。

「BOYS PLANET」は、Kep1erを輩出したサバイバル番組 Mnet『Girls Planet 999 :少女祭典』(通称:ガルプラ)の男性版番組だ。韓国を中心に世界84地域から選ばれた98名の練習生たちが、ミッションを通してデビューを目指す。最終的にデビューの座を手にできるのは上位9人。デビューメンバーは、「スタークリエイター」と呼ばれるファンの投票によって決定する。

奇襲ミッション!? 演技力を競う「ミュージカルスターレベルテスト」

「アーティストバトル」の前に、まず放送されたのは、奇襲ミッション「ミュージカルスターレベルテスト」。これは練習生たちの“演技力”を試すもので、スターマスターとして登場した2AMのチョ・グォン、および2人のミュージカル俳優による審査を通して、0〜ALLスターの評価が下される。

ALLスターを獲得した練習生たちは、ビューティーアイテムがプレゼントされるだけでなく、SNSでの特別PRの権利が与えられる。また、全練習生の中で最も優秀な評価を受け取った1人の練習生は、「オリーブヤング」の全国店舗にて3日間、単独PRポスターが掲載される。

彼らに出された課題は「星の王子さま」のワンシーンだ。2人1組となり、1人は星の王子さま、もう1人はきつねの役を演じる。慣れない演技に苦戦する練習生が多い中、才能を見せたのはイ・フェテク。パワフルな高音を得意とするボーカルメンバーとして知られている彼は、このミッションで豊かな表情と伸びやかな歌声を披露し審査員から高い評価を獲得。みごと1位に輝いた。

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実力派メンバーが勢揃い「Switch」

「アーティストバトル」後半戦で、最初に披露したのは「Switch」チーム。彼らは放出メンバー(※)が多く所属しているため、不利なチームだと言えるだろう。チームを移動したことで再びイチから練習を始めなくてはいけないという困難は、練習生の闘志を削いでしまったようだ。

※第2回生存者発表式を経て、チームが再編成された。その際、規定人数より多い人数が生存した「Say My Name」「En Garde」「Over Me」は数名のチーム員を放出。放出された練習生は別のチームへと移った。

「Over Me」から放出されたユン・ジョンウ、ケイタはショックがかなり大きかった様子。どちらも過去のミッションでチーム内1位を獲得している実力者だが、モチベーションを見つけられないまま練習を始めることになった。その結果、ダンストレーニングのレッスンでは「本来持っている実力が出ていなかった」「存在感がなかった」と評価を受けることに。また、「Say My Name」から自主的に放出メンバーとなったキム・テレも、ダンス面での実力不足が目立ち、ダンスマスターから指摘を受けた。

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そんな彼らを救ったのは、「En Garde」の放出メンバーであるパク・ハンビン。彼もまた、キム・テレと同じく自ら放出を買って出た練習生だ。驚くことに、彼はチームを再編成する前から「Switch」の振り付けを完全に習得していた。その能力を活かし、練習ではダンス面でチーム員をリードする姿を見せた。

本番ではポップでエネルギッシュなパフォーマンスを披露。実力者が集まっているということもあり、再編成チームとは思えないほどハイクオリティのステージを作り上げた。中でも存在感を見せたのは、パク・ハンビン。彼は741点を獲得し、チーム内得点数1位に輝いた。

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チームメンバー
キム・テレ
ケイタ
ナ・カムデン(リーダー)
パク・ハンビン(キリングパート)
ジャン・シュアイボー
ユン・ジョンウ

現場投票の結果
1位:パク・ハンビン
6位:ジャン・シュアイボー

史上最強の“アベンジャーズチーム”に危機が・・?「Say My Name」

第2回生存者発表式にてトップ5にランクインした練習生、ソン・ハンビン(1位)、ハン・ユジン(3位)、ソク・マシュー(4位)、キム・ジウン(5位)に加え、実力派ボーカリストのユ・スンオンからなる「Say My Name」チーム。チーム員の顔ぶれから最も優勝の可能性が高いと期待されていた彼らだが、練習風景ではチームワークの悪さが浮き彫りとなった。

ことの発端は、ソク・マシューのパートが急遽変更されたこと。もともとサブボーカル1を担当していた彼は、他のチーム員たちの意見によりサブボーカル2に移動することになった。ところが、これに対してソク・マシューは“裏切り”にも近い感情を覚えたのだという。実はこのチーム、チーム再編成のタイミングで一度パート分配の話し合いを設けていた。そこで、マシューはチーム員からの支持を集め、当初担当していたサブボーカル1を引き続き担当することが決まっていたのだった。ところがその後、予定になかったパート変更が行われ、サブボーカル2に移動することに。ソク・マシューはメンタル面で大きなショックを受けたようだ。練習の合間に涙を流す姿も見せた。

ダンストレーニングでは、まだメンタルが回復していない状態であったこともあり、表情管理を指摘されたソク・マシュー。しかし、マスターから「君は笑顔が武器だ」とアドバイスを受け、徐々に明るさを取り戻していった。

またトレーニング後には、キム・ジウンがソク・マシューの元へ向かい、彼の心のうちを聞いた。キム・ジウンは「パートが決まっていたのに急に変わったことについて申し訳ないと思っている」と謝罪。それに対して、ソク・マシューも「兄さんも良いステージを作りたいからだよね」と理解を示した。パートが変更になってから、モチベーションを失っていソク・マシューだったが、最終的には、チームが勝利するためには必要な変更だったと、チーム員の意向に共感する姿勢を見せた。

[10회] ‘어떻게든 최대한 잘해야죠’ 팀을 위해 한번 더 마음을 잡아보는 석매튜 | Mnet 230406 방송

バトル本番では、爽やかでキュートな笑顔を見せた練習生たち。大きな歓声を浴びながら完成度の高いステージを披露した。ステージ後には、なんと会場からアンコールを求める声も。その人気ぶりを証明した。

[10회] 설탕 한 스푼 더 추가해♥ ♬Say Yes! – Say My Name @아티스트 배틀 | Mnet 230406 방송

チームメンバー
ハン・ユジン(キリングパート)
キム・ジウン
ソク・マシュー
ソン・ハンビン(リーダー)
ユ・スンオン

現場投票の結果
1位:ソン・ハンビン

リーダーの危機・・?「Over Me」

最後に披露したのは「Over Me」。第2回生存者発表式で2位を獲得したジャン・ハオがリーダーを務めるこのチームは、第9話放送時のランキングでトップ9にランクインしたリッキーや、ボーカルの実力に定評があるジェイなど、存在感のある練習生で構成されている。

放出メンバーで構成されているチームに比べて、彼らは1週間前から練習を積み重ねてきたという圧倒的アドバンテージがある。ところが、ダンストレーニングでは、マスターから「1週間を捨てたようなもの」との酷評を受けた。練習期間に比べて、ダンスのディテールが揃っていなかったためだ。マスターから「ジャン・ハオの練習方法についてどう思うか」と聞かれた際、何も答えられなかったチーム員たち。彼らの中には、ジャン・ハオのやり方に納得がいっていない人もいたようだ。ジャン・ハオはチーム員から出たアイデアを全て取り入れようとしながら練習を進めていたが、このやり方が効率的ではないと、不安を感じるメンバーもいたようだ。

[10회] ‘일주일을 그냥 버린 것 같은데?’ 흔들리는 장하오의 리더쉽?! | Mnet 230406 방송

ジャン・ハオ自身もリードの仕方に悩んでいた様子。彼はボーカルマスター・ソルジにどのようにチームをまとめるべきかを相談し、「短期間の練習の場合は感情的な考えは捨て、冷静に考えるべきだ」というアドバイスを受けた。その後の練習ではアドバイスを活かし、自分の意見をはっきり伝え、練習を進めていった彼。バトル本番では曲の雰囲気に合わせた妖艶なパフォーマンスで観客を圧倒した。

[10회] 덥고 뜨겁게(?) 섹시 한도 초과 ♬Overdose – Over Me @아티스트 배틀 | Mnet 230406 방송

チームメンバー
ジェイ
イ・ジョンヒョン
リッキー
ジャン・ハオ(リーダー、キリングパート)

現場投票の結果
1位:ジャン・ハオ
5位:ジェイ

アベンジャーズを打ち破った「セクシー」コンセプト

全5チームの公演が終了し、いよいよ結果発表の時間。今回のバトルでみごと1位に輝いたのは、「Over Me」チームだ。チーム員の5人にはベネフィットとして20万票が追加。また、チーム内1位となったジャン・ハオにはさらに20万票が与えられた。

この結果に、SNSでは「セクシーコンセプトの強さ」が注目されている。というのも、これまでに放送された数々のオーディション番組においても、セクシーコンセプトが勝利することが多かったからだ。もちろん、「Over Me」チームの実力の高さ、ステージの完成度が彼らの優勝を導いたことに疑いの余地はない。一方、セクシーなコンセプトが現場観覧客に好まれるという傾向も確かにあるのかもしれない。

▼SNSでの反応

「やっぱりセクシーコンセプトは強かった」
「結局オタクはセクシーコンセプトが大好物ってこと」
「予想通りセクシーが勝ったけど、このコンセプトをうまくこなしたメンバーたちすごいよね」
「アベンジャーズの人気を超えるセクシー…」
「セクシーコンセプトがやはり一位なので、現場に行くと人間は本能に抗えずセクシーに投票してしまうことが分かった」

次週4月13日に放送される第11話では、第3回生存発表式の模様が公開される予定だ。現在、28人いる練習生のうち、生存できるのは18人。いったいどの練習生がファイナルステージに進むことができるのだろうか、期待が高まる。

「BOYS PLANET」ワン・ツーハオ、ハルト
「Say My Name」チーム「BOYS PLANET」
「BOYS PLANET」
ソン・ハンビン
「BOYS PLANET」ソ・ウォン
「BOYS PLANET」イ・フェテク(PENTAGON フイ)、ソク・マシュー
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