Stray Kidsが、新たな歴史的快挙を達成した。
2018年4月よりCircle Chart(旧Gaon)は、それぞれのレコードレーベルおよびディストリビューターから提供された出荷量に基づいて、韓国語のアルバムに認定を授与している。KMCA(韓国音楽コンテンツ産業協会)は、販売量が25万枚を超えるとプラチナ、50万枚を超えるとダブルプラチナ、75万枚を超えるとトリプルプラチナ、100万枚を超えるとミリオンなど、規定の販売量を超えると認定を授与している。
同認定システムは、2018年4月にスタートしているため、それ以降に販売された作品が対象となる。そのため、BTS(防弾少年団)やEXOなど、第3世代の初期にデビューし大成功を収めたアーティストでもアルバムの認定数は予想よりも少ない。
にもかかわらず、BTSは8枚のアルバムでトリプルミリオン認定以上を獲得(ダブルプラチナム認定の「BTS WORLD OST」は除く)。さらにK-POPアーティストとして唯一、アルバム『MAP OF THE SOUL PERSONA』と『MAP OF THE SOUL : 7』の両方でクワドラプルミリオン(400万枚)、クインタプルミリオン(500万枚)を達成している。
▼BTS
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そんな名実ともにK-POPキングとしての地位を確立しているBTSだが、実は認定を獲得している回数だけみると、なんとStray Kidsが上回っているのだ。
Stray Kidsは、最新アルバム『MAXIDENT』でトリプルミリオン認定(300万枚)を獲得。BTS以外で、単一のアルバムでこの認定を受けた唯一のアーティストとなった。そんなStray Kidsは、12枚のアルバムで認定を受けており、これは歴代最多の記録となる。
▼Stray Kids
『I am NOT』『I am WHO』『I am YOU』『Clé:MIROH』『Clé:Yellow Wood』『Clé:LEVANTER』の6作はプラチナ認定。『GO LIVE』『IN LIFE』の2作はダブルプラチナム認定。『Christmas EveL』はトリプルプラチナム認定。『ODDINARY』と『NOEASY』はミリオン認定。そして『MAXIDENT』はトリプルミリオン認定を受けている。
ちなみに次に多くの認定を獲得しているアーティストは、SEVENTEENとTWICEで10作で認証をゲットしている。
次いで、BTS、NCT 127、NCT DREAM、MONSTA X、TXT(TOMORROW X TOGETHER)がタイとなり、8作で認定を受けている。
新譜を発表するたびに販売量を倍増させ、自身の最高記録を更新しているStray Kids。今後も認定の記録は増え続けていくだろう。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けるStray Kidsから目が離せない。