IU、あの名曲2曲の卒業を宣言! いったいなぜ・・? 公演への熱意や自作曲への愛が伝わる理由に感激

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IUは、9月17~18日の2日間にわたりオフラインコンサート「The Golden Hour : オレンジの太陽の下」を開催した。韓国ソウルのチャムシル総合運動場で行われたこの公演は、なんと2日間で約13万人を動員。1日あたり約6万人という巨大なキャパシティにもかかわらずチケットは即完売。圧倒的な人気を証明した。

約3年ぶりとなるオフライン公演でIUは、今までのヒット曲を数多くセットリストに組み込み、壮大な演出とともに見事な歌唱力を披露した。そんな中、IUの発言がファンを驚かせた。なんと今回の公演であの名曲たちが見納めとなったというのだ。

IUが「今回の公演を最後に卒業することになる曲」と明かしたのは、「Good Day (좋은 날)」「Palette (팔레트)」の2曲。「本当にたくさん歌って思い出の多い曲だが、正式なセットリストでは当分は見られないだろう」と、しばらくの間この2曲を公式のコンサートでは“封印”すると発表した。

「Good Day (좋은 날)」は、2011年、IUが18歳の時にリリースされ大ヒットした名曲。少女が年上の男性に淡い好意を寄せる清純なコンセプトの曲だ。IUの圧倒的な歌唱力が冴えわたる3段ブースターも注目を集め、2012年にはこの曲で日本デビューも果たした。

IU (아이유) _ Good Day (좋은 날) _ MV

この曲についてIUは「今のIUを作った出世曲だ。これまでセットリストから外したことがなかったが、反対にこの曲を起点にセットリストを組むことになっていた。これからはもっと違う曲をお見せしたい」(公演に行ったファンのレポートより抜粋)と、より面白い公演を作るため卒業することにしたことを明かした。

また、「나는요 오빠가 좋은걸(私ね オッパが好きなの)」という歌詞が印象的なこの曲について、「18歳の時に歌ったが、もう30になって会場にオッパがいない」と冗談を飛ばし、ファンを笑わせた。

「Palette (팔레트)」は、2017年にリリースされた曲。25歳当時の心境を語った曲で、BIGBANGのG-DRAGONがフィーチャリング及びラップメイキングに参加したことでも注目を集めた。

[MV] IU(아이유) _ Palette(팔레트) (Feat. G-DRAGON)

この曲を歌った当時について「誰でも戻りたい瞬間がある。私はそれが(この曲を歌った)25歳の時だ。私の中から生じるすべての考えが本当によかった時期だ」(コメント要約)と振り返り、当時の自分にこの曲を残してあげたいと明かした。「今、その時くらいよい時だ。今年30歳になったが25歳の時と同じくらいよい私に出会えたようだ」というポジティブな理由で、この曲を卒業することを決めたという。

この発表の後、IUは惜しまれながらもこの2曲を丁寧に歌い上げ、ファンを感動させた。

突然の名曲との“別れ”にファンは惜しむ声を上げたが、IUの公演に対する熱意や、曲に対する愛情が感じられる理由に納得。さらに発展していくであろうIUへの期待が高まっている。

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