TWICEが約2年ぶりに開催された対面コンサートについてふり返った。
大人気K-POPガールズグループ TWICEは、昨年末のソウル公演を皮切りに、2月末のアメリカ公演、4月末の東京ドーム公演、そして5月のLAのアンコール公演と、ワールドツアー 「TWICE 4TH WORLD TOUR III」を開催してきた。コロナ禍以来約2年ぶりとなる対面のコンサートに、世界中のファンは大盛り上がりだった。
とは言っても、まだ新型コロナウイルスに対する規制は完全に廃止されたわけではない。韓国や日本では、観客のマスク着用や声出し禁止など、多くの規制のもと開催された。
そんな公演をどのように感じたのか、メンバーたちは5月31日、TWICEの公式YouTubeアカウントにて公開された「TW-LOG @ 4th WORLD TOUR ‘Ⅲ’ ep.TWICE」にてふり返った。
【動画】規制の多かった対面コンサートについてふり返るメンバーたち（該当シーンは23分37秒頃～）
最年長のナヨンはコンサート開始前の心境について、「歓声がダメだったじゃないですか、それですごく心配しました」と告白。数時間歌って踊りっぱなしのコンサートは体力勝負であるため、いつもエネルギーをもらっていたファンからの声援が聞けないことに不安を感じていたようだ。当時は「エネルギーをもらえなくても大丈夫」と自分に言い聞かせていたという。
しかしナヨンの心配は無用だったよう。ファンの声援が聞けなくても、ファンの目を見るだけでTWICEとONCE（ファンの総称）が一つになっていることが感じられたという。ナヨンは「目線とかで感じられましたね。同じ気持ちになっていることが」と話した。
ファンの目を見ると、心が一つなっていることが感じられたという ナヨン
ナヨンの言葉に優しくうなずく ジョンヨン（左）
これに対してダヒョンも、「目の前にファンのみなさんがいることにすごく感激しました」と、久しぶりの対面に心を打たれていたことを告白。「ファンの方も叫べなくてもどかしかったかもしれないです。一緒に叫んで楽しみたいはずなのに。それでも同じ空間にいるだけですごくよかったです」と、言葉がなくてもファンと通じ合えたことに幸せを感じていたようだ。「次はマスクを外して一緒に集まって叫べたらいいなと思います」と、次回のコンサートへの思いについても語った。
「（ファンと）同じ空間にいるというだけでよかった」とふり返る ダヒョン
マスク着用に声援なし、といった異例の公演形態だったが、メンバーたちにとっては、むしろファンとの強い絆が再確認できた新鮮な思い出になったようだ。
