BTS(防弾少年団)、所属事務所が原爆被害者団体を訪れ直接謝罪

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BTS(防弾少年団)の所属事務所BigHitエンターテインメントが、日本原水爆被害者団体協議会を訪問し、メンバーが着用していたTシャツのデザインで誤解を生んでしまったことへの説明と謝罪をした。

昨年、BTSのメンバー ジミンが、長崎で原子爆弾が投下された時の写真を使用したデザインのTシャツ、いわゆる“原爆Tシャツ”を着用していたことが、日本を中心に非難の声があがり、「ミュージック・ステーション」など、日本で予定されていたテレビ出演がすべて見送りになっていた。

こうした事態を受け、BigHitエンターテインメントは11月13日、SNSにて公式な謝罪を表明。BTSのメンバーが原爆の写真を使ったTシャツを着ていた問題、および雑誌の撮影において、ナチスのシンボルが入った帽子をメンバーが着用していた問題について、いずれも人を傷つける意図はなかったものの、事前の調査が適切ではなく、またメンバーが実際にそれを着用してしまったことで、意図せず形で、原爆やナチスの被害者の方に不快な思いをさせてしまうことになったことを、心より謝罪するとした。

また、謝罪文の最後に、「日本、韓国双方の原子爆弾被害者の会に連絡を取り、今回の問題で傷つかれた方々に説明しお詫びいたします」として、被害者団体に直接コンタクトし、謝罪と説明を行う予定であることを明らかにしていた。

そして今回、それが実現。BigHitエンターテインメントを代表するスタッフが、直接、日本原爆被害者協議会を訪問し、原爆Tシャツ騒動についての説明とお詫びをおこなった。

BigHitエンターテインメントの説明を聞いた、日本原水爆段被害者団体協議会(日本被団協)は、次のようにコメントしている。

「表現の自由などに関する問題があるので、この問題は私たちが怒ることべきことではありません。我々は、原子爆弾について正しい教育を行い、一緒に議論を続けていくことに合意しました」-日本被団協

また、BigHitエンターテインメントは、韓国にある原爆の被害者団体の元も、直接訪れる予定だという。

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