韓国、兵役法の改正を議論へ・・BTSら活躍目覚ましいK-POPアーティストも入隊延期が可能に…?

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K-POPアーティストの世界的な人気や活動ぶりを考慮し、韓国与党が“兵役法”の改定を発議すると報じられた。

韓国のニュース番組「MBCニュースデスク」が報じたところによると、韓国与党の”共に民主党”は、兵役を延期できる人のリストに経済的貢献度が高い大衆文化芸能分野の従事者(K-POPアーティストを含む)を含めるよう、兵役法の改定を発議する予定だ。

現在は、高校以上の学校に通う学生、司法研修院などの研修期間の研究生、優秀なアスリートなどに兵役延期の資格が与えられている。

しかし、ここには芸能人は含まれておらず、ここ数年「K-POPアーティストとはじめとする芸能人も、アスリートと同様に世界的に活躍し、国の利益に貢献しているのにもかかわらず、入隊を延期できないのは差別的だ」と指摘されてきた。

そんな中、政府・与党は最近、この問題に対する協議を終え、今週中に議員立法の形で兵役法改正案を発議する予定だと伝えられた。

改正案は、文化体育観光部の長官から推薦された人は、徴集などを延期することができるというものだ。

これらの推薦を受けることができる資格として、「文化芸術の分野で3年以上の経験があり、国家の地位を高めた功労がみとめられ、政府の賞などを受けた人」が検討されている。この法案が通れば、対象となる芸能人は入隊を30歳まで延期することができる

ちなみに、現在の兵役法では、通常28歳までの延長しか認められていない。BTS(防弾少年団)の最年長メンバーのジンは、2020年12月に満28歳になるため、入隊しなければならなくなる。

BTSは、新曲「Dynamite」で、韓国アーティストとしては史上初となる米ビルボードのシングルチャート1位を記録したばかり。国家への貢献という点では、もうこれ以上ない活躍だといっていいだろう。

果たして、法案改正となり、BTSは来年以降も7人のメンバーが全員そろって活動を続けることが可能になるのか、世界中から注目が集まっている。

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