大人気グループJO1が新曲ショーケースイベントを開催。カリスマ溢れるパフォーマンスでファンを沸かせた。
8月16日、JO1はオンラインでセカンドシングル『STARGAZER』のショーケースイベントを開催。約5000人のファンと共に楽しい時間を共有した。
パフォーマンス
ショーケースイベントにて披露されたのは新シングル『STARGAZER』に収録されている『GO』及び『So What』、そしてリード曲の『OH-EH-OH』だ。
まず伝えたいのは、JO1のパフォーマンスの質の高さ。彼らは驚くべき速さで成長を続けている。その成長がとくに目立ったのは、11人のまとまったダンスだ。
腕の角度や足の高さ、あらゆる場面で驚くほど揃ったダンスを見せた彼ら。ライターが特に感心したのは、1年前までダンス未経験者だったメンバーたちだ。
JO1はメンバーが多様な経歴を持つことでも知られている。「PRODUCE 101 JAPAN(※)」参加前にダンサーとして活動していたメンバーがいれば、大学生や会社員だったというバックグラウンドを持つメンバーもいる。
つまり、JO1の中にはダンス経験値の高いメンバーとそうでないメンバーが混在するわけだ。しかし、今回のステージではその実力の差を感じなかった。
ライターが彼らのパフォーマンスを見るのは半年前のファンミーティング以来。彼らがどのように成長しているのか期待を膨らませながら今回の取材に臨んだ。
そして一曲目の『GO』を見たとき、彼らのパフォーマンス能力の成長ぶりに鳥肌が立った。
ファンミーティングの時点でも、既にプロの舞台として完成されていたJO1のパフォーマンス。しかし、今回のパフォーマンスは過去のそれを遥かに上回るものだった。それは“実力で戦うアイドル”のステージであった。
※「PRODUCE 101 JAPAN」- JO1が結成されるきっかけとなったオーディション番組。101人の練習生の中から、視聴者の投票により11人のメンバーが選出された。
“初々しいしさ”が消え“カリスマ”が生まれたステージ
トークシーンでのニコニコとした笑顔や穏やかな語り口を見ると、彼らの愛らしさや素直なキャラクターが感じられる。1年前まで一般人として生活していた彼らの親しみやすい雰囲気は、多くのファンから愛されている。
しかし、パフォーマンスステージにおいては、もはや“初々しさ”は消え、エンターテイナーとしてより磨きのかかった姿を見せている。11人のまとまったダンスは、見る者を圧倒するオーラとカリスマを放っている。今年デビューしたてのグループとは思えないステージ消化力だ。
特に驚いたのは『So What』のステージ。『So What』は世の中の様々な偏見に対して、文字通り「So What」“だからどうした”という気持ちで力強く前に進んでいく、というメッセージが込められた楽曲だ。この楽曲は激しいダンスパフォーマンスが魅力。JO1はこのステージで一糸乱れぬダンスを見せ、実力派アイドルの名を証明した。
ライターが印象的だったのは、今回のステージでは彼らに余裕があったという点。もちろん“余裕”と言っても、彼らがダンスの力を抜いているわけではない。むしろ今までのどんなダンスよりも激しい迫力溢れるパフォーマンスだった。しかし、そんな激しい動きにもかかわらず、メンバーたちには余裕があるように見えた。
“余裕”と表現したのは、JO1全体としてのパフォーマンス能力が向上したのと同時に、それぞれのメンバーの魅せ方までもが上達したからだ。JO1全体としてのクオリティーと共に、個々人のパフォーマンスの質も確実に上がっている。このイベントに向けてかなり練習をしたのだろう。一切の隙なし、まさにカリスマ溢れるパフォーマンスだった。
JO1は成長を続けるアイドルとしても愛されている。今回のイベントを通して、彼らは再び自身の無限大の可能性を証明したのではないだろうか。