性別は関係ない、ただ歌うだけ! K-POPの新たなブーム「ジェンダーレス」の注目アーティストを紹介[動画あり]

K-POP男性アイドルには一つの共通点がある。それは「メイク」

K-POP音楽業界では、2000年代から、男性アイドルの間で、赤いリップ、ピンクのヘアカラー、グレーのカラーコンタクトレンズなど、濃いメイクが流行っている。

メイクだけではない。世界的な人気を博しているボーイズグループBTS(防弾少年団)のVとJ-HOPEは有名ブランド、ボッテガ・ヴェネタの女性用カバンを持って空港に登場したり、BIGBANGのG-DRAGONが、シャネルのツイードジャケットをミックスマッチし、カール・ラガーフェルドのミューズになったことも話題になった。

K-POPの男性アイドルは性別を超えた「ジェンダーレス」新たなトレンドをリードしているといってよいだろう。

しかし一方で、性別の壁を超えているのは男性アーティストだけではない。近年、韓国の音楽界ではパイロット・サングラス、ブラックスーツなど、男性的なアイテムを楽しむ女性アーティストが続々と登場男性アイドルに負けないカッコよさで女性ファンの心を掴んでいる

今回は、今最もホットな「ジェンダーレス」アーティストを紹介する。

もはや言うまでもない! MAMAMOOのムンビョル

先月、新しいミニアルバム「DARK SIDE OF THE MOON」でカムバックした人気グループMAMAMOOのメンバー、ムンビョル。グループ中でラップとパワフルなダンスを担当し、いち早く女性ファンの心を掴んだ彼女だが、今回のソロタイトル曲「Eclipse」では男性アイドルの占有物と言われた制服、ブラックスーツのファッションやパワフルなダンスを披露。従来の女性アイドルの壁を越え、新たなジェンダーレスアイドルの可能性を提示し、大きな反響を呼んだ。

ムンビョル「Eclipse」、Music Bank舞台映像

新星アーティスト登場!その名は「Se So Neon」(セソニョン)」

今まで見たことがない新星が韓国音楽界に登場した。ピックを口にくわえてカメラ・レンズを凝視するセクシーな姿で、多くの女性ファンを失神させたバンドSe So Neon(セソニョン)だ。3人組のSe So Neonは、噂によると、坂本龍一が公演を観に行くほど首ったけらしい。今年デビュー2年目を迎えるSe So Neonは、高いレベルの演奏とボーカル、ソユンハスキーなボイスが人気。特に、去年開催されたレッツロック・フェスティバルでは、ソユンがピックを口にくわえてギターを披露するセクシーな姿がネットで話題になり、多くの女性ファンを熱狂させた。今後注目すべきグループである。

Se So Neon「波」、LET`S ROCK FESTIVAL映像

以上、ボーイズグループが優勢な音楽業界で、性別の壁を乗り越えて活躍している女性アーティストを紹介した。去年のサバイバル共演音楽番組「Queendom」から始まったガールクラッシュブームは今年も相変わらず続いている。Queendomの伝説が忘れない歴史として今後どんな風に展開されるのか、多くのファンから期待が寄せられている。

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