MIRAE、初の日本ライブを開催! 全力のパフォーマンスでステージをMIRAE色に染め上げる! 斬新すぎる“ドンピョ語”に爆笑! 大人気J-POPやEXO、NCTのカバーも! メンバーの個性が光った公演の様子を徹底レポート

MIRAE(未来少年) ©︎RBW JAPAN EVENTS
MIRAE(未来少年) ©︎RBW JAPAN

K-POP第4世代をリードするボーイズグループ MIRAEが、初の日本ライブ「MIRAE 2022 JAPAN LIVE [it’s Ourturn]」を大盛況のうちに終えた。

MIRAE(未来少年)は、2021年3月にKARAらを輩出した芸能事務所・DSPメディアからデビューした7人組ボーイズグループ。グループ名には「いつも大衆と共に呼吸し、未来に向かって進んでいく」という願い、そして「K-POPの新しい未来を示し、共に切り開いていくグループになる」という意志が込められている。その名の通り、未来への希望に満ちあふれた、今大注目のグループだ。メンバーはリーダーでメインダンサー&ラッパーのジュニョク、メインボーカルで日本人メンバーのリアン、ボーカルのドヒョン、メインラッパーのカエル、ダンサーでボーカルのドンピョ、ダンサーでボーカルのシヨン、ダンサーでラッパーのユビンの7人。サバイバル番組への出演経験や日本での活動経験があるメンバーが多く所属しており、その実力の高さは折り紙付きだ。持ち前のはつらつとしたはじけるようなパフォーマンスで、日本のNOW(MIRAEのファンの名称)を魅了した。

本記事では、12月10日(土)13時より東京・立川ステージガーデンにて行われた、東京公演第1部の様子をお伝えする。

コンサートの幕開け、ステージは一気にMIRAE色に

この日、東京都の条例によりついに歓声が解禁されると、VCRでメンバーが1人ずつ紹介されるとともにファンからは黄色い声援が上がり、その期待感はマックスに。メンバーたちが登場すると、割れんばかりの歓声が会場を包んだ。公演の1曲目を飾ったのは、MIRAEの世界観を最もよく表したと言っても過言ではない、デビューアルバムの1番目の楽曲「We Are Future」。近未来的なサウンドと共に、軽やかでキレのあるダンス、ボーカル組のハイトーンの歌声が突き抜ける爽快感あふれるパフォーマンスでステージをMIRAE色に染め上げた。

©︎RBW JAPAN

2曲目は、デビュー曲「KILLA」。強いビートに乗って、重厚感あるサウンドに負けないダイナミックで迫力あふれるパフォーマンスを披露した。特に、強い息遣いがマイクに乗るほど全力のラップを披露したジュニョクの、ライブ感あふれる力強いパフォーマンスとアドリブが、さらにファンのボルテージを上げた。また、カエルがセンターポジションに立った時の華やかさと圧倒的なオーラには驚かされた。力強く鋭い目つきで客席を見下ろしラップをする彼からは、高貴な王者のような貫禄まで感じられた。

ジュニョク ©︎RBW JAPAN

3曲目は、3rdミニアルバムのタイトル曲「Marvelous」。この曲は、中毒性あるメロディのサビで見せるカル群舞(一寸の乱れもなく揃ったダンスを表すK-POP用語)が印象的。風を切るような疾走感と爽快感が感じられた。また、この楽曲中でドンピョが見せる表情演技は、目を見張るものがあった。あどけないビジュアルとバラエティのイメージが強い彼だが、それとはかけ離れた妖艶な表情やクールな目つきを見せるのだ。何においても「万能」な彼の才能が感じられる瞬間であった。

カエル ©︎RBW JAPAN

ファンにあいさつ「ちゃんと顔見てるんでわかります、来てくれてありがとね」、“ドンピョ語”も炸裂!

3曲を終えたメンバーたちは、先ほどまでのカリスマあふれる姿とは一転、ニコニコとさわやかな笑顔を浮かべてファンにあいさつを行った。「寒いのに会いに来てくれてありがとう」(ドンピョ)「会えてうれしくて飛びそうです」(シヨン)「ちゃんと顔見てるんでわかります、来てくれてありがとね」(リアン)と、ファンとの出会いを心から喜ぶ様子を見せた。ここで、ドンピョが「だぶだぶ」という謎の言葉を発し、ファンをざわつかせた。実はこれ、「だいじょうぶ だいじょうぶ」の略で、彼が考えた「ドンピョ語」だという。このお茶目な発言に、ファンは爆笑。用意されたコメントのみならず、ファンとの即興の対話を楽しむ様子は、見ていてほっこりした。

ドンピョ ©︎RBW JAPAN

フレッシュ、キュートさが光るセクションへ

続いて、スタンドマイクを使用して「SUGAR」をパフォーマンス。タイトルの通り、スイートな歌詞を甘い歌声で披露した。この曲には、シヨンリアンの透き通るような歌声が特にぴったり。また、メンバーたちはそれぞれファンを見つめながら甘く優しい表情を浮かべており、会場は温かい空気で満たされた。

「#Secret」「JUICE」では、彼らのフレッシュさとキュートさが光る。また、ドヒョンの爽快な高音ロングトーンがパフォーマンスを美しく彩った。ステージを純粋に楽しんでいるような無邪気な笑みを浮かべ、時に愛嬌も振りまきながら伸びやかに歌う彼の姿は、見ているこちらまでわくわくさせてくれる、そんな魅力があるようだった。また、グループの末っ子・ユビンのオーラにも驚かされた。キュートな曲中でも、誰より大人びた、落ち着いた雰囲気をまとわせ、安定したパフォーマンスを披露していた。

ドヒョン ©︎RBW JAPAN

VCRでは、日本人メンバーのリアンによる日本語教室の様子が映された。以前の授業では、飲食店で使う日本語を学んだようであるメンバーたち。「もやし多めください」「ニンニクマシマシ」「ホルモン丼ください」と、妙に実用的な言葉の数々を発し、ファンを笑わせた。今回の授業では、会社で使う日本語を学ぶようだ。「おはようございます」「かしこまりました」「なる早」「NR」「ノー残」など、これまた絶妙に実用的な単語を学び、授業の最後には「NRで退勤します」「ノー残! ノー残!」と、まるで日本の社会人を見ているかのように習った単語を使いこなす様子を見せた。

ユビン ©︎RBW JAPAN

スペシャルステージを披露! 大人気J-POPや大先輩のカバーも

続いては、メンバー全員によるダンスパフォーマンス。しなやかでセクシーなダンスから、重厚感と迫力あふれるダンスまで、多彩な魅力を発揮した。その後は、ユニットごとのスペシャルステージのセクションに。ダンサーポジションを務めるジュニョクシヨンは、NCT U「Baby Don’t Stop」EXO「Love Shot」のダンスをカバーした。比較的線の細い体型の2人だが、踊り始めるとその体幹の強さが際立ち、重量感すら感じられた。本家に劣らぬ迫力あるダンスでファンを魅了した。

ボーカルラインのリアン、ドヒョン、ドンピョは、AAA「恋音と雨空」をさわやかに歌い上げた。この曲は、シヨンが元々お気に入りの曲だったという。彼の推薦を受け、この曲を披露することが決まったそうだ。ドヒョンは、「この曲のイメージを壊さないよう、一生懸命練習しました」とビハインドストーリーを明かした。外国語曲であってもその歌詞の意味や曲の雰囲気を大切にしながら歌うという、アーティストらしい一面を見せ、ファンを感心させた。努力の甲斐あってか、曲中の日本語の発音から感情を込めた表情まで、まるでネイティブが歌っているかのような、完成度の高い見事なパフォーマンスとなっていた。

リアン ©︎RBW JAPAN

カエルユビンは、自作曲「?(물음표、クエスチョンマーク)」を披露。恋が始まる時の相手の心を確認したい気持ちを歌ったというこの曲。ユビンは、この曲の歌詞を「NOWを見ながら自分はどんなことを思うかな?」と考えながら作詞したそう。彼らの感性と音楽性が存分に発揮されたスタイリッシュな楽曲に、ファンからは大きな歓声が上がった。

続いて披露されたのは、「FALLING STARS」。この曲を披露する前に、メンバーたちからあるお願いが。持っている携帯のライトを光らせてほしいというのだ。無数のライトが光る客席は、まるで本物の星空のよう。メンバーたちからは、口々に「めっちゃきれい」と感嘆の声が漏れた。ドヒョンは、この“星空”を見ながらパフォーマンスする時間が「一番好きな時間です」と語り、うっとりと客席を見つめた。ファンと共に作り上げるステージにメンバーたちは思わず笑顔に。椅子に座ってのパフォーマンスだったが、ドンピョは身を乗り出して客席をじっと見つめるかわいらしい姿を見せた。また、シヨンとドヒョンの旋律は、まるでキラキラと流れる星の音のように美しかった。その後は、ダンスナンバー「Amazing」が続いた。

シヨン ©︎RBW JAPAN

公演も終盤に、名残惜しくコメント「この時間が止まったらいいのに」「ぴえん」メンバーとファンの対話にも爆笑!

そして、公演もいよいよ終盤に。「僕たちもうお別れのあいさつをしなければなりません」「この時間が止まったらいいですけど、楽しい時間は早く過ぎちゃいますね..」「ぴえん」としんみりした様子で、ファンに向けてあいさつを行った。名残惜しげにファンへの愛を伝えるメンバーたち。「NOWの皆さんが僕の一番の愛です」(ユビン)「心から愛してます」(カエル)リアンは、この日の交通状況まで把握しており、「遅延で(電車が)止まっちゃってたみたいで… それでも遅れてでも来てくれてありがとうございます」と、ファンに寄り添ったコメントを残し、ファンを感心させた。そして「僕たち絶対また会いましょう」と、再会を約束し、本編を締めくくった。

ファンとの記念写真撮影では、「せっかくの記念だから絶対顔隠さないでください」と、メンバーからの強い希望が。「隠したら怒るよ~」「あ! そこ隠した!」と、ファンとのほほえましいやり取りを繰り広げた。また、ドンピョに向けてファンから「かわいい」と声が上がると、「僕が本当にかわいいです! 知っています」と自身のかわいさを自画自賛。彼らしい、歯に衣着せぬストレートな発言は、ファンを笑わせた。

本編のラストを飾ったのは、「Splash」「Drip N’ Drop」の2曲。最後までバキバキに踊り、ステージを壊すようなパワフルなパフォーマンスを繰り広げ、大盛況のうちに本編を終えた。

アンコールではあの曲を披露! 最後までパワフルに駆け抜ける

アンコールでは、ラフなTシャツ姿に着替えたメンバーたちが勢いよく登場。ファンと同じペンライトを持ち、ノリノリで「Don’t Stop」を披露した。本公演の最後を飾ったのは、「Bang-Up」。アップテンポな楽曲に合わせてステージを自由に走り回り、ファンに手を振るメンバーたち。サビでは隊列を成し、重厚感あふれるサウンドに負けない迫力あるダンスをキレッキレで披露。これまで十数曲を披露してきたとは思えない、最後まで超パワフルで全力のパフォーマンスでファンを煽り、ファンは楽しく飛び跳ねながら全力で彼らに応えた。終始さわやかに、パワフルに駆け抜けた彼らの楽しい公演は、「もう終わり!?」と呆気に取られてしまうほどあっという間に過ぎてしまった。

日本では初となるライブを見事大成功に終えたMIRAE。彼らの今後の活躍からも目が離せない。

そんなMIRAEは今月20日、スペシャルシングル「Snow Prince」をリリース予定だ。この曲は、第2世代アイドルSS501の大人気ウィンターソングをカバーしたもの。ファンに向けたロマンチックなクリスマスプレゼントとなりそうだ。

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MIRAE JAPAN OFFICIAL https://miraejapan.com
MIRAE Japan 公式Twitter https://twitter.com/officialMIRAEjp

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